こんにちは!
GP法のTenです。

今日は、「あらゆる病気・不調の原因の一つ「カビ毒(マイコトキシン)」を減らす2つの方法」というテーマで、話をしていきたいと思います。

前回、なんだか頭にモヤがかかったような感じがして、

思考力が低下したりとか、
集中力が低下したりとか、
物覚えが悪くなったりとか、

そんな状態になる、ブレインフォグを改善する方法を紹介しました。

これもまた合わせてみてもらうと良いと思いますが、

その中で、チラッとマイコトキシンの話をしたんですね。

ちょっとこのマイコトキシンの話って、体のことを考える上でメチャメチャ大事なので、今回別に話をさせていただこうと思います。

マイコトキシンって何かって言うと、いわゆるカビ毒です。

カビが作る、有害な生成物のことをマイコトキシンっていうんですが、

マイコっていうのが、真菌類、つまりカビのことで、
トキシンっていうのが、毒素って意味なんですが、

カビから出来る毒素のことをマイコトキシンっていうんですね。

カビが生成する物質って、悪いものばかりじゃなくて、
例えば味噌とか醤油とか日本酒とか、チーズとか、あとはかつお節とかもそうですよね。

日本でも古くからある発酵食品って、カビだけじゃないけど、カビの菌の働きを上手く利用したものが多いですよね。

そうやって、人の役に立つ物を生成することもあるし、

あとは、抗生物質ですよね。

抗生物質も、最初の抗生物質のペニシリンが、青カビから抽出されたわけですし、
色んな抗生物質が、カビが生成する物質を研究する中で生まれていて、
そうやって人の役に立つものもあるんですが、

逆に、カラダに害を与える毒素を作ることもあって、

そのカビが作った毒素が、マイコトキシンで、

これが困ったことに、カビそのものは加熱したりすると死んじゃいますが、

このマイコトキシンは熱にも強くて、例えば食べ物に入ってたら、

煮ても焼いても炒めても、そういう一般的な調理法では分解出来ずに残っちゃうんですね。

そしてこのマイコトキシンって、カラダに蓄積しちゃったりして、色んな悪さをします。

マイコトキシンの中には、自然界では最強の発がん物質といわれている、アフラキトシンB1っていうのもあって、

これは、ラットを使った実験では、
このアフラトキシンを含んだエサを毎日ラットに投与したら、

メスのラットで、82週目で、
オスのラットで、68週目で、
なんと、100%のラットの肝臓に癌ができたなんていう、
ものすごい発ガン性物質なんですね。

そんな強力な毒を含むマイコトキシンを、人はどうやって体の中に取り込むかって言うと、

家の風呂場とか洗面所とか台所とか湿気の多いところに発生したカビからっていうのも、もちろんありますが、

その多くはなんと、食べ物からなんです。

人がカラダに取り込んじゃうマイコトキシンの主要な元っていうと、
まずは、小麦とか、トウモロコシとかっていう、穀物ですよね、
そして、ピーナッツとかピスタチオとかアーモンドとかの豆類、
あとは、コーヒーとかワインとかチョコレートとか、
ホントに色んなものに入っていて、

更には、このマイコトキシンの入ったエサを食べて育った家畜の肉にも蓄積して、
その肉を食べることで、またカラダの中に取り込んじゃう、そんなこともあるんですね。

そして、それがだんだんとカラダの中に蓄積していくっていうんですね。

今日はそんなマイコトキシンを、どうやったらカラダに入りにくく出来るのか?
そして、そのカラダの中に蓄積したマイコトキシンを排出するにはどんなことに気をつけたら良いのか?

そんな話をしてみたいと思います

マイコトキシンっていうのは、先程も言いましたが、カビが生成する人に悪さをする物質で、

困ったことに熱にも強くって、食べ物に入ってたら、煮ても焼いても炒めても分解されずに、
それを食べたらカラダの中に蓄積していっちゃう、
そんな物質です。

そして、このマイコトキシンがカラダに蓄積していくことで起きる症状っていうのが、これまたメチャメチャいっぱいあって、

細胞のミトコンドリアの機能を低下させることで、免疫も落ちますし、
内分泌撹乱性があって、要するに内分泌っていうのはホルモンのことなので、ホルモンバランスを崩しちゃうし、

あとは、脳の扁桃体にもダメージを与えるんですが、
扁桃体っていうのは、恐怖とか怒りとか不安とかね、そういった感情的なことに関わる部分なので、
衝動的にすぐにキレるとか、意味もなく怒るとか、
不安感とか恐怖感とか、そういうのが出たりとか、

リーキーガットを促進して、体内の炎症が起きやすくなったり、肝臓にダメージを与えたり、

他にも例えば、頭に関する物だと、

頭のもやもや感とか、うつ症状、不安症、不眠、認知機能の低下、記憶障害、自律神経失調症、ADHD、光過敏症、感情の浮き沈み、
パーキンソン、アルツハイマー、頭痛、
とかがあるし、

カラダに関してだと、
発がん性とか、慢性疲労症候群、下痢、腹痛、関節痛、息切れ、筋痛症、慢性副鼻腔炎、喘息、吐き気、下痢、
とか、他にもまだまだありますが、上げていくときりがない位にいろんな問題の原因になるし、

後は肥満ですよね。

マイコトキシンっていうのは、脂肪にも蓄積されるんですが、

っていうか、カラダの中にあるマイコトキシンのダメージからカラダを守るために、
マイコトキシンを脂肪でくるんで、他に影響しないようにするんですね。
そうすることで、マイコトキシンからカラダを守ろうとしてるんですが、
そのマイコトキシンがくっついた脂肪っていうのは、いくらダイエットを頑張っても、落ちないんですね。

マイコトキシンがくっついた脂肪を一気に分解したら、そこに溜め込んでたマイコトキシンが血液とかに溶け出して全身を巡っちゃうから、
それから守るために、なかなか脂肪を分解しないようになってるってことなんですが、
そうなると、いくらダイエットを頑張っても痩せないなんてことが起きちゃうんですね。

逆に、マイコトキシンの解毒をしていくと、何もしなくても余分な脂肪が落ちていくなんて話もあるんですが、

カラダの中に蓄積されたマイコトキシンを減らしていくってことが、さっき行ったみたいな色んな問題を解消していくためには必要だってことです。

じゃあ、そのためにはどうしたら良いのか?っていうと。

シンプルに言っちゃうと、
カラダの中に取り込むのを減らして、出すのを増やすってことですよね。

って言うことで、カラダに蓄積したマイコトキシンを減らす1つ目の方法は、
カラダに取り込むマイコトキシンを少しでも減らすってことです。

カラダの中に入るのを、遮断する、全くなくすってことは現実的には不可能なので、
できるだけ減らすってことをしていくのがまずは大事で、

そのためには、どんなものにマイコトキシンが多く含まれやすいのか?っていうのをしっかり知っておくのが大事です。

まずは、マイコトキシンの中でも、発がん性も強くて毒性の強い、アフラトキシンを作るカビっていうのは、
主に熱帯や亜熱帯地域にいるカビが作るので、
その地域で作られた作物や、そういうものをエサにして育った家畜の肉ですよね、そういうものに含まれやすいんですが、

特に、ピ-ナッツ、ピスタチオ、アーモンドなどの豆類とか、
トウモロコシ、ハト麦、そば粉などの穀類とか、
あとは、そういうものを使った加工食品、
それから、ナツメグや、トウガラシとかの香辛料ですね、
そういうものに入っていることが多いので、そういうのを減らすことですね。

他に、マイコトキシンが多いと言われるのが、コーヒー豆です。

ある研究では、ブラジル産のコーヒーの生の豆を検査してみたら、加工前の90%以上の豆から、マイコトキシンが検出されていたり、

別の研究では、レギュラーコーヒーの約50%から、マイコトキシンが検出されたり、

しかも安いコーヒーほどそれが顕著だっていうんですね。

コーヒーそのものは、以前も紹介したことがありますが、結構カラダに良いものなんですが、マイコトキシンが入ってる可能性があるってことは知っておいたほうが良いですし、

あとは、
僕はまだ試したことがないのでホントにそれが美味しいのかどうかっていうのはわかりませんが、最近は、マイコトキシンの検査済のコーヒー豆も探すと売ってるので、

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ちなみにアマゾンで検索したらこういうのが出てきましたが、

気にする人は、こういうのを探して、そういう安全なコーヒー豆を使うと良いですよね。

あとは、小麦とかにも含まれていることが多くて、小麦が体に悪いっていうのは、グルテンが悪いって言われてたけど、実はマイコトキシンのほうが問題で、
リーキーガットを促進したりするのも実は原因はこっちのほうが大きいんじゃないか?なんてていう人も出てきてるほどなんですね。

基本的には、豆類でも香辛料でもコーヒー豆でも、長く保存されていたものほど、カビが見えないレベルで繁殖して、カビ毒が増えるので、なるだけ長期保存されていたようなものは避けるのも大事です。

もう一つは、なるだけ涼しい地域や乾燥した地域で取れた物を選ぶっていうのも、少しでもカビの発生が少ないエリアの食物を選ぶ上では良いなんて話もありますね。

これは、全てを避けることは不可能なので、
①出来るだけ、産地がわかるもの、
②あまり長期保存されてないもの、
を選んで、
安いだけでどこからどんなルートで運ばれてきたのかわからないものとかは避けるっていうのも必要かもしれませんね。

そして、カラダの中に蓄積されたマイコトキシンを調べる方法っていうのが最近ではあって、

これは、そういうのをやってる病院に行かないと基本出来ませんが、
栄養療法、オーソモレキュラー療法とかをやってる病院だと、扱っているところが多いので、
そういうところに問い合わせて、
マイコトキシンの検査って出来ますか?っていうのを確認してもらうと、出来るところが見つかるので、
自分にどの位、マイコトキシンが蓄積されているのか?
っていうのを調べたい人は、そういう病院を探して検査をしてみるのも良いと思います。

ちなみに、尿検査で行うもので、結構費用もかかるんですが、
先程いっぱいあげたような症状がいくつもあるっていう人は、
現状把握として、どの位自分の体にマイコトキシンが蓄積しているのか?っていうのを調べてみると良いですね。

そして、カラダに蓄積したマイコトキシンをへらす2つ目の方法は、デトックスです。

このマイコトキシンをデトックスする方法は、基本的なことを含めていくつかありますが、
いちばん有名なのが、クロレラとクレイを組み合わせてとるっていうものですね。

ちなみにこの方法は、この本に載ってるんですが、
この本、アマゾンプライムに入ってればタダで見れるので、興味のある人は読んでみるのをおすすめします。

この本で紹介されているクロレラが、「八重山クロレラ」っていうもので、

石垣島の八重山のクロレラで、凝固剤や添加剤を使用していないクロレラです。

そして、クレイが、「グレイト プレーンズ ベントナイト デトックス」っていうものです。

アマゾンのリンクを概要欄に貼っておきますが、
これを、
クロレラは、10錠、クレイは大さじ1杯を、毎朝飲むっていうのが基本です。
ただ、カラダに毒がたまりすぎてる人は、一気にこの分量を飲んじゃうといろんな反応が出る人も多いので、

最初は、クロレラを少量から始めて、カラダの様子を見ながら数を増やしていって、
それからクレイも合わせてっていうように段階的に飲むようにしていくと良いみたいですね。

後は基本的なこととしては、
腸内環境を整えるために、プロバイオティクスとかプレバイオティクスをすることと、
肝臓が解毒の大本なので、肝臓を元気にすること、
あとは、水分をしっかりとって、適度な運動をして汗をかく、っていうことを普段から心がけるってことも大事ですよね。

自分で肝臓を元気にするっていうことでは、以前紹介したベンネット式のお腹や肝臓のやり方はすごく良いので、それを参考にしてもらうと良いと思います。

そうやって、入ってくるマイコトキシンを少しでも減らしながら、
ちょっとずつカラダに蓄積されたマイコトキシンをデトックスしていくことが大事ですね。

あとは、食事以外から体に入るマイコトキシンとしは、
家とかの環境の中にあるカビを減らしていくってことも大事で、
これについてはまた次回どんな対策があるのか?っていうのを紹介したいと思いますので、こちらも楽しみにしていてくださいね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。