こんにちは!
GP法のTenです。

前回は、腸を活性化して免疫をアップさせる乳酸菌っていうことで、バイオジェニックスとEF2001っていう乳酸菌を紹介しました。
こちらも合わせてみてもらえたら良いかなと思いますが、

今回は、そういうサプリに頼らないで、腸を活性化して免疫をアップさせる、そんな方法を紹介してみたいと思います。

前回も言いましたが、腸っていうのは、体の中の免疫細胞の7割位がいるところで、

この腸の環境、腸内環境が悪いと、色んな病気の原因になりますし、

腸脳相関から、脳の問題、ウツだったり認知症だったり、そういうのの原因にもなったりしますから、

腸内環境を整えるのってメチャメチャ大事なんですね。

なので、腸内環境を整えるために出来ることについて紹介したいと思います

腸内環境っていうと、腸内細菌のバランスがとっても大事で、

善玉菌と悪玉菌と日和見菌っていますが、
悪玉菌が少なくて、善玉菌が多い状態っていうのが、腸内環境が良い状態です。

そのために出来ること、

まずは、腸内環境を崩してしまう原因からですね。

いくつかあるんですが、一つはストレスです。
ストレスによって、自律神経の働きが乱れたりすると、
腸内環境にも影響が出て、腸内環境が悪化します。

ストレスっていっても、メンタル的なストレスだけじゃなくて、暑いとか寒いとかうるさいとかっていう環境的なのもストレスだし、
腰が痛いとか肩が凝ってるとか、首が痛いとか、そういう肉体的なストレスもストレスですよね、

なので、まずはカラダを整えるっていうのも大事になりまし、

あとは生活習慣、睡眠不足とかそういうのでもやっぱり乱れるので、なるだけ規則正し生活をするってことも大事ですよね。

そしてもう一つは、抗生物質です。

腸の中の菌を抗生物質は殺しちゃいますが、
悪い菌だけをやっつけるわけじゃなくて、
乳酸菌とかの良い菌も一緒にやっつけられちゃうんですね。

そして、抗生物質では殺せない、カンジダとかの菌が、善玉菌が減ることで、相対的に増えてしまって、
それがさらに増殖したりすることで、ドンドン腸内環境って悪化します。

ホントに必要な、しょうがないときには飲まないといけませんが、
無意味に風邪を引いただけで抗生物質を出すお医者さんとか、
最近は減ってきてるとは思いますが、
意味もなく抗生物質を出す医者もまだまだいるので、
ホントに必要な時以外は飲まない、そういうふうにするのも、ものすごく大事ですよね。

そんな感じで、腸内環境を悪くする原因をへらすってことも結構大事になります。

そして、腸内環境を良くする方法ですが、

前回はバイオジェニックスっていうのを紹介しましたが、

今回は基本となる、プロバイオティクスとプレバイオテイクスです。

プロバイオティクスは乳酸菌とかの生きた菌を取るってことですよね。

このために出来ることは、ヨーグルトも良いんですが、
実は乳製品っていうのはあまり体に良くないので、
乳製品であることのデメリットと、
乳酸菌があることのメリットがありますが、
人によっては、デメリットのほうが大きく出ちゃうなんて人もいると思うので、
誰でもヨーグルトは体に良いよとは言えないと思ってます。

なので、カラダに合ってると思う人はヨーグルトを取るのも良いと思いますが、
出来れば、それ以外の発酵食品が良いかなと思います。

豆乳ヨーグルトとかでも良いですが、
一番良いのはやっぱり漬物ですよね。

それも出来れば自分でつけた漬物か、自分の母親がつけた漬物が良いですよね。

これ、なかなか難しいかもしれませんが、一番良いのはやっぱり買ってきたものじゃなくて作ったものですね。

スーパーとかに売ってるのは、漬物って書いてあっても、添加物まみれの「漬物風の何か」
であることが殆どで、良かれと思ってスーパーに良くある漬物を食べたらかえって体に悪いなんてこともあるからっていうのもありますが、

それよりももっと大事な理由としては、
腸内環境ってお母さんから受け継ぐからなんですね。

これは帝王切開だと違うんですが、
赤ちゃんって、お腹の中にいる時ってほぼ無菌状態なんですが、
これが、出産で、産道を通って生まれてくるときに、産道の周りに付着している、お母さんの腸内細菌が口から入って、それが腸内細菌のベースになるんですね。

なので、お母さんの腸内細菌を、子供って受け継ぐんです。

あとは、一緒に暮らしている人、同じものを食べて、同じオフロに入ってってしている家族とかは、更に、お互いに影響を与えたって、腸内環境が似てくるっていうのもあるので、

子供の頃、小さい頃の環境が、腸内環境のベースになるんですね。

そして、皮膚にも常在菌っていますが、生まれたときからずーっと一緒に過ごしてきた菌なので、自分の体に馴染んでるっていうか、良い菌なんですよね。

そして、自分の手で漬物をつけたら、その自分の常在菌がその中に入って、
自分の体にあった菌が培養されるし、
自分のお母さんが、自分の手で漬物をつけたら、
お母さんの常在菌がその中に入って、
お母さんの菌が培養されるんですね。

実はこの菌っていうのが、
自分の腸内環境を整えるのによい菌ってことなんですね。

あとは、自分とか自分の母親の生まれ育った土地の菌っていうのも良いですよね。

いわゆる土壌菌っていうものですが、これが、土地によってある程度違ったりするので、
その土地の菌に囲まれて育った農作物とか、

あとは、例えば味噌とか醤油とかっていうのも発酵食品ですから、なるだけ自分とか自分の母親の生まれ育った土地のものを取るっていうのも良いですよね。

地産地消ってよく言いますが、そういう意味でも地産地消ってカラダに良いんですね。

ちなみに、こんなの見つけたんですが、

http://www.jchm.jp/humanFloraMap.pdf

人細菌フローラマップっていうので、これ面白いです。

人って、腸内だけじゃなくて、色んな所に色んな菌がいて、菌と共存してるんですね。

口の中は、口腔最近フローラがいて、
鼻の奥には、鼻咽腔細菌フローラがいて、
腸内には腸内細菌フローラがいて、
皮膚には皮膚常在菌フローラがいて、
女性器とかには、女性器細菌フローラがいて
って感じで、そこらじゅう、実は細菌だらけで、

そんな最近と共存して今まで生きてきてるので、
その最近が良い状態で保たれるようにするってのも大事なんですね。

って言うことで、自分にあった菌をしっかり取りましょうっていうのが一つ。

もう一つのプレバイオテイクスは、
これは、繊維です。

野菜類とか、根菜類、あとは海藻類とかきのこ類ですね。

その中でも、ゴボウとか、さつまいもとかは、繊維とオリゴ糖が豊富なので、すごく良いですよね。

あとは、レジスタントスターチって言われる、難消化性のデンプンもすごく良いです。

レジスタントスターチっていうのは、あまり聞き慣れない言葉ですが、ようは消化のしにくいデンプンです。

レジスタントスターチを多くもつ食べ物は、冷めた状態の、お米とか、さつまいもとかのイモ類とかですね。

その中でも意外と良いのが、冷めたご飯です。

ご飯の栄養は、
だいたい糖質が37%位、
タンパク質が2.5%位

糖質は意外と少なくて3分の1よりちょっと多い位なんですね。

お米の糖質っていうのはだいたいデンプンですが、
このなかの、温かい状態だと、3%位がレジスタントスターチなのにたいして、
冷めた冷たいご飯だと、12%ぐらいに増えるっていうんですね。

なので、ご飯を食べるときは、温かいホカホカのご飯よりも、冷めたご飯を食べたほうが、腸内環境的には良いってことです。

レジスタントスターチって、ダルビッシュが冷凍のおにぎりを食べてるっていうのを言ってから、結構有名になったと思うんですが、

ダルビッシュが、お米とかうどんとかを食べると、
カラダに違和感が出るから、
そういう食事を避けてたところ、

たまたまスーパーで見つけた冷凍の焼きおにぎりを、
そのまま食べたら、そういうカラダの違和感が無かったっていうことから、

多い日は、この冷凍のおにぎりを1日に10個も食べるときもあるなんて言ってるんですが、

まさにこのレジスタントスターチの効果ですよね。

レジスタントスターチって、
糖質ですが急激に血糖値が上がるのを防ぐ、低GI値の食品だって言うだけじゃなくて、
この消化しにくい事によって、乳酸菌などの善玉菌の餌になる、食物繊維としての働きもあって、
しかも、食物繊維よりも糖質を好む乳酸菌とかにはより効率的な餌になると思うんですよね。

なので、冷凍のご飯のまま食べるなんてことまですることはないと思いますが、
冷えたご飯を食べるっていうのが、実は、腸内環境を整える、結構良い方法になります。

なので、漬物と、繊維の多い野菜や根菜類や海藻類やきのこ類と、
そして、冷めたご飯に、適度なタンパク質、

昔の日本人は、朝ごはん炊いたら、それを朝昼晩と食べてたわけなので、当然冷えたご飯を食べてたわけで、

昔の日本人が食べてきたもの、
和食が実は、腸内環境を整えるにはメチャメチャ良いってことですね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。