こんにちは!
GP法のTenです。

今日は、「悪くなったのは呪いのせい?」というテーマで、話をしていきたいと思います。

ちょっと前にうちに来院された70代のお客さんがいたんですが、

主訴は腰痛なんですね。

ところが、話を聞いていくと、

20代の頃に、大きな病院でヘルニアだって診断されたっていうんですね。

それだけなら良いんだけど、そのときに、

「ちゃんと治さないと、年取ったら寝たきりになっちゃうよ!」

なんて言われたっていうんですよ。

なのに、やることは痛み止めと湿布と牽引位で、

全然治してないで、ただ呪いをかけただけなんですよね。

70すぎの人が20代の頃っていったらもう、50年も前のことをそんなふうに覚えてるなんて、

相当ショックだったんだろうなと思うんですが、

もう、最悪ですよね。

そして、そういう権威のある人の言葉って、潜在意識レベルにしっかり残っちゃうんですよ。

まさに呪いの言葉ですよね。

そして、こういう話って実は結構あるんですよね。

今日はそんな、呪いの言葉についてのはなしをしてみたいと思います

さっきのおじいさんの話、こうやって客観的に聞くとひどい話だよなって思いますよね。

でも、お医者さんに限らず、例えば接骨院とか、整体院とか、

そういうところでこういう呪いの言葉をかけられちゃったって人、結構いるんです。

本人が気づいてない場合も多いんですけど、

どこそこの先生にこんな風に言われたんです。みたいなのとかね、
そうやって聞くことが多いです。

そういうのが潜在意識レベルに入っちゃうと、

意識レベルでは一生懸命否定しても、潜在意識レベルでそうなるって刻み込まれちゃってるので、

どんどんそっちに引っ張られていっちゃって、

実際にそういう現実を引き寄せちゃうんだね。

まさに呪いの言葉。

まあ、医者も全てが悪いってわけじゃないと思うけど、

結構多いんですよね。

どうせ治せないんだから呪いかけないでせめて希望もたせる言葉がけをしてほしいななんて思うこともあります。

なんでかって言うと、いくら良い施術しても、先にその呪いを解いとかないとなかなか良くなっていかないですからね。

一旦良くなっても、無意識レベルでまた悪くなることをしてどんどんヒドくなったりとか、

その事に気がついてなかったときは結構そういう事ありました。

今は、最近はそういう呪いを解く方法もしっかりあるので対応出来ますが、こういう人が来るたびになんとかして欲しいなって思っちゃいます。

ちなみに、こういうのって、多分お医者さんの場合はわざとでもないし悪気があってでもないと思いますが、

実は、フィアアピールっていう、マーケティングのテクニック的なのにそういうのがあるんですよね。

テレビの健康番組とか、あとはCMとかで良くある、

あなたはこんな症状ありませんか?

それをほっておくと大変なことになります!

みたいな感じで、フィア、恐怖を煽って、番組を見させたり、商品を買わせようとしたり、

そういうのって結構あって、

例えば自動車保険のCMだったら、事故現場で困ってる人の映像見せたりとか、

化粧品だったら、それを使わなかったらこんな風になりますよ!みたいなのとか、

そう思ってみると、テレビのCMって、そういうフィアアピールの宝庫みたいなところまりますよね。

ところがこれ、実は結構難しい手法だとも言われてて、

人って恐怖を感じるレベルって、人それぞれで違いますが、

その、ある閾値、シキイになるレベルを超えると、

無意識さんも恐怖にさらされるのって嫌だから、記憶にフタをしちゃうんですよね。

これに関しては、アメリカでこんな心理実験がされていて、どんなのかって言うと、

紫外線を避ける商品、多分日焼け止めとかだと思うんですが、その広告のテストで、

2つの広告を出してテストしたんです。

1つ目が、
①「紫外線を浴びると、日焼けして、肌が痛くなりますよ。」
って言う広告と、

2つ目が、
②「紫外線を浴びると、皮膚ガンの発生率が5倍になって、ひどい痕が残るし、
しかも、その痕は、一生消えません。」

みたいな2つの広告で、その広告を見た人の反応を見るってテストをしたんですが、

2つ目の広告は、見た瞬間は追い立てられるように購買意欲は高まるけど、
時間がちょっと経つと、記憶から消えちゃって、広告の効果が1つ目の広告よりも落ちるってことが分かったなんて実験があるんですね。

こんな感じで、その人にとってショックの大きい恐怖を与えられると、記憶から消されちゃうんですね。

正確には、記憶から消されるんじゃなくて、フタをしちゃうんです。

奥の方には記憶は残ってるんだけど、意識的にその記憶を引き出せなくなっちゃうんですね。

つまり、トラウマになっちゃうってことです。

ホントの心理的なトラウマって、こんな風に、無意識さんが身を守るために記憶にフタをして、見えないようにしちゃってるんですよね。

ところが、何かの拍子に、その記憶と似たような状況とか、そういうのがあった時に、ふっと、その記憶ではなくて、その記憶に紐付いた感情、この場合だと恐怖の感情ですが、その感情だけが出てきたりとか、

そんなふうにして、色んなことを邪魔しちゃうんですが、

そんな恐怖のトラウマを作っちゃうってことですね。

なかなか良くならない症状には、心理的逆転っていって、潜在意識レベルでは、メリットを感じていたり、過去にメリットを感じていたプログラムが走りっぱなしになってたりすることによって、
良くなることを妨げているってこともありますが、

こんな感じのトラウマが、よくなることを妨げちゃってるってこともあります。

施術をする人は、そういうこともあるんだよってことをしっかり知って、

意識しないと、ついそれに近いことを言っちゃったりすることもあるかもしれないので、注意しましょうねっていうのと、

必要なとき、そういうトラウマが症状の改善の邪魔をしている時に、

具体的な方法はココでは長くなっちゃうので説明しませんが、
GP法だと、GPテストでそういうトラウマがあるか確認して、

そして、それが何才の時に出来たトラウマなのか?とか、
更に掘り下げる必要があれば、誰との間で出来たトラウマなのか?っていうのを割り出していって、
そこにフォーカスしてトラウマを解放するってことをしていきますが、

そんな風に、トラウマも取れるようになっておくと、更に色んな問題を持った人に対応できるようになるので、良いですよね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。