こんにちは!

慢性的なカラダの痛みや自律神経のバランスから来る不調にお悩みの方のための、

武術の技と脳の反射システムを利用したソフトで痛くない当院オリジナルの整体GP法で、ココロとカラダのバランスを整える、Ten整体院院長のTenです。

当院の整体で、子供の頃のような元気いっぱいの本来のあなたを取り戻してみませんか?

さて、

今回も腸内細菌シリーズです。(^_^;)

今度読んだ本は、「おなかのカビが病気の原因だった」です。

もうだいぶ経っちゃいましたが、4月ころの栄養の勉強会のテーマがカンジダ菌だったんですが、腸内環境ブームのTenにはちょうど良いテーマ。

色々勉強した上でこの本読んだのでちょうどよかった。(^^)

カンジダ菌は実は常在菌

カンジダ菌っていうのは、腸内の常在菌、普通の人の腸内に住んでるんですが、ちゃんと腸内細菌のバランスが取れていれば悪さはしないんです。

そして、乳酸菌などと違いこれは真菌類に分類されるんですが、

これっていわゆるカビなんですね~。

そして、カンジダ菌はその環境に応じて「酵母形」と「菌糸形」になるんだそうな。

「菌糸形」のカンジダ菌は、菌糸の先端を腸壁に侵入させて、腸粘膜を突き破り、腸壁のバリアを破壊してしまいます。

これがリーキーガットの原因の一つにもなるんですね。

怖いです~。blank

そして、カンジダ菌が増える原因はいくつかあるんですが、

①大きいのが砂糖などの単糖類~二糖類の糖分によって病原性が増加し、菌糸形になって腸壁を攻撃してしまいます。

②さらに、抗生物質はカンジダ菌以外の菌には効力を発揮しますがカンジダ菌には影響を与えません。

つまり、いわゆる善玉菌が抗生物質によって減少させられると、カンジダ菌には敵がいなくなるので増殖しちゃうってことですね。

③そして、ストレスによってもカンジダ菌は繁殖しやすくなります。

ストレスによって副腎からコルチゾールが分泌されると、血糖値が上昇し、免疫も低下し、カンジダ菌の増殖に有利な環境を作ってしまいます。

④女性の場合は、ピルなんかもこのカンジダ菌の増殖に関わると言われています。

膣カンジダもピルによって増殖しやすくなります。

カンジダ菌が勢力を伸ばし、リーキーガットになると、

全身の免疫にも影響を与え、

さらに、腸管から侵入する様々な物質によって肝臓に負荷がかかり、

肝臓の処理能力が一杯になると、毒素を十分に分解できなくなり、全身の様々な症状を引き起こします。



お腹のカビのチェックリスト

「おなかのカビが病菌の原因だった」に、お腹のカビのチェックリストというのがあるのでこれを引用します。

試しにやってみましょ~!

A:症状チェック
□異常に疲れる
□抑うつ、気分の変動がある
□集中力がない、記憶力の低下
□頭痛持ち
□皮膚トラブル(じんましん、水虫、爪白癬、いんきんたむし、慢性的な皮膚炎、目のかゆみ、肛門のかゆみなど)がある
□消化器症状(便秘、腹痛、下痢、ゲップ、おなかにガスがたまりやすい、腹部の張り、食事をするとすぐおなかがいぱぴになるなど)がある
□生殖器に関する症状(月経不順、月経困難症、月経前症候群、膣炎、前立腺炎、勃起障害など)がある
□筋神経症状(筋肉や関節の痛み・腫れ・しびれ・マヒ・灼熱感、筋力が非常に弱い、鼻血をよく出すなど)がある
□呼吸器症状(長引く咳、ぜんそくのように呼吸が苦しい感じ、慢性的な鼻づまりなど)がある
□耳の症状(中耳炎などの耳の感染症を繰り返す、耳のつまり感、めまい、音に過敏など)がある

B:状況チェック
□不調があり、さまざまな治療やケアを受けたが改善しない
□これまで抗生物質を何度も服用してきた
□発酵食品や砂糖を多く含む食品を沢山食べている
□スイーツやパン、アルコール飲料が大好きで欠かせない
□スイーツやパン、アルコール飲料をとると体調が悪くなる
□低血糖症状の起こることがある
□ピルやステロイドを服用している、またはしたことがある
□出産経験が多い
□雨や曇りの日は調子が悪くなる
□湿気の多い場所や、カビの生えている場所に行くと、調子が悪くなる
□化学物質過敏症がある(タバコや香水や化学物質に対して気分が悪くなるなど不調を起こす)
□歯科治療などの際、麻酔が効きにくい

■Aに当てはまる項目があり、かつBに1つでも当てはまれば、おなかのカビによって健康が害されている(Aの症状がおなかのカビによって起こっている)可能性が高いといえます。
■その場合、Aの項目が多いほど、おなかのカビの増殖の度合いが大きいと考えられます。

どうでした?

結構このチェックリストで当てはまる人はいるんじゃないでしょうか?

実は・・・、

Tenも当てはまっちゃいます。(^_^;)

おなかのカビ(カンジダ菌)によって起こる症状とは?

カンジダの増殖によって起こりうる症状として以下のものがあげられています。

・化学物質過敏症
・自閉症
・消化器異常
・婦人科疾患

 PMS、生理不順、倦怠感、イライラ、不妊、抑うつ、頭痛、性交痛、膣炎等
・男性疾患
 勃起障害、前立腺炎、いんきんたむし等
・自己免疫疾患
 クローン病、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、多発性硬化症等
・低血糖症
・精神疾患

 パニック、うつ病、統合失調症等
・アレルギー疾患
 アトピー性皮膚炎、喘息、食物アレルギー、花粉症等
・栄養吸収障害

いっぱいありますね~。

では、このカンジダ菌対策でどんな事ができるんでしょう?

長くなっちゃったので、次回に続きます。