昨日来られたお客さん、

施術をしたのはお母さんになんですが、小学生のお子さんを一緒に連れてきたんです。

ちょうどサッカーをやってるのか?サッカーのユニフォームみたいな服を来てたんです。

で、

「うちの子猫背がひどくってちょっとついでに見てもらいたくって・・」

みたいな感じで。(^_^;)

まあ、それを尻目に肩こり背部痛をもつ胸張りすぎなお母さんの姿勢を猫背になるように修正&説明をして、

「全然猫背で良いんですよ~。」

「胸張ってたら野球のバットだって振れないよね?」

「柔道だって胸張ってるような奴いたら絶対弱いでしょ?」

「ボクシングだって・・・、」

って話をして、猫背でも全然気にすること無いんですよ~。

むしろ意味なく胸をはることの方が弊害が大きいんですよ~。

って話を。

ついでにカラダの構造的にも発達的にも猫背が正しいって話を簡単にしました。

胸をはる姿勢ってのは元々幕末~明治にかけて日本に欧米の軍隊教育が導入されたときに入ったもので、それが便利なもんだから学校教育にも取り入れられたってだけで、決して良い姿勢ではないんですよ。

あれは居つく姿勢で、何かあったときにもとっさに動けない姿勢ですから、上からバッと何か言われた時とかにとっさに対応できないとなると服従するしかなくなるんですよね。

軍隊なんて一人一人の個人技能よりも団体での統率が大事だからそうやって命令に服従する兵士が必要なわけです。

礼法だったり仕舞だったり舞踊だったり伝統的なものの所作を見てもらえばすぐ分かるけど胸をはる姿勢なんてどこにもない。
(胸をはるように教えてたらそれ、間違いですよ~。)

なんてことを考えてたら、友人のみなと整体院のブログでちょうどタイムリーな記事が。(^^)

世界一のプレーヤーが猫背な件

当然なんですが、サッカー選手だって一流の選手はやっぱそうなんだね~。