こんにちは!
GP法のTenです。

今日は、「帯状疱疹後神経痛の対策と出来ること」というテーマで、話をしていきたいと思います。

帯状疱疹後神経痛っていうのは、
帯状疱疹になった人が、
帯状疱疹は治ったのに、
痛みが残って、なかなか治らない、
そんな症状ですね。

病院に行ってもなかなか治らない、そんな人が整体とかに来られることもあると思いますが、

そんなときにどんな事ができるのか?

そして、セルフケアでできることは有るのか?
そんな話をしてみたいと思います

先程、
帯状疱疹後神経痛っていうのは、
帯状疱疹になった人が、
帯状疱疹は治ったのに、
痛みが残って、なかなか治らない、
って言いましたが、

正確には、帯状疱疹のときの痛みと、
帯状疱疹後の神経痛の痛みっていうのは痛みの種類が違って、

帯状疱疹のときの痛みっていうのは、
皮膚とかの炎症からくる痛みですが、

帯状疱疹後神経痛の痛みっていうのは、神経痛って言う名前がついてることからも分かるように、
神経が損傷されることによる痛みで、

痛みの種類が実は全然違うんですね。

そもそもの帯状疱疹っていうのは、
子供の頃にかかった、水疱瘡のウイルスが、
神経の奥の方に隠れているんですが、

それが、例えばストレスだったり、不規則な生活だったり、栄養不足だったり、
色んな理由から免疫が低下して、
神経の奥に隠れてた水疱瘡のウイルスを閉じ込めておくことができなくなって、

それが表面に出てきて、発症する、
そういう症状ですが、

帯状疱疹になると、神経の奥の方にいたウイルスがだんだん体の表面にまで出てくるその過程で、
神経線維を壊しちゃって、
それによって神経痛も出ちゃうんですね。

チクチクと指すような痛みだったり、ビリビリと痛かったり、ズキズキと痛かったり、
色んな痛みとして感じたり、
あとは、
皮膚が過敏になっちゃって、ちょっと触ったり、服がh付に当たってるだけでも痛かったりなんて症状も出たりして、

帯状疱疹そのものが治っても、その壊されちゃった神経はなかなか修復するのに時間がかかっちゃうので、
痛みが残っちゃうんですね。

そして、若いうちは神経の修復も早いから、こういう神経痛にはなりにくいんですが、

だいたい50代以上の人が、帯状疱疹になると、神経痛の後遺症が残りやすいってこともわかっています。
そして、高齢になればなるほど、神経痛の後遺症も出やすくなって、

50才以上で帯状疱疹になると、だいたい2割位の人に、この帯状疱疹後神経痛は起こると言われています。

とはいっても、だいたい3ヶ月位で7~8割の人が治って、
半年で9割位の人が治って、
それ以上長く神経痛としてつらい症状が残るのは、だいたい1割弱位の人ってことですね。

単純計算すると、50才以上の人、100人が帯状疱疹になったとしたら、その中の2人位の人に、長く神経痛の症状が残る、

だいたいそのくらいの感じってことですね。

では、この帯状疱疹後神経痛を避けるにはどうしたら良いか?

っていうと、そもそも、帯状疱疹になるのが、免疫が落ちることによってなので、

免疫が落ちないように、常日頃から体をメンテナンスするってことも大事ですし、
あとは、ちゃんと正しい栄養をとるってことも大事ですよね。

そして、帯状疱疹になったら、
72時間以内に抗ウイルス薬の治療をすることで、帯状疱疹後神経痛になりにくくなるので、
72時間以内にちゃんと病院にいって、抗ウイルス薬を処方してもらうってこともすごく大事です。

帯状疱疹の症状が軽くすめば、後遺症もそんなに起こりにくいですからね。

そういう対策をしても、それでも神経痛が出ちゃった、

そういう場合に出来ることは、

一つは、やっぱり栄養です。
これはいつも言うのと一緒で、
十分なタンパク質と、ビタミン・ミネラルをしっかりとることですね。

その中でも、栄養療法的には、ビタミンCが、帯状疱疹には有効だという話があるので、
ビタミンCをしっかりとるということも合わせてすると、なお良いです。

そして、施術的には、大事なのはお腹と胸郭と背骨ですね。

具体的にどこに施術っていうのは、その人の体の状態によって変わってきますが、
お腹、特に消化器の状態をしっかり確認して、
お腹の施術をしっかりすることは大事ですし、

あと、胸郭に関しては、
肋の動きをしっかり出来るようにすることも大事ですし、
背骨もちゃんと動きを出すことが大事ですね。

GP法的には、
お腹の施術とか、脇腹横隔膜の3教とか、四方投げとか、
秘鍵の型なんかが有効ですよね。

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家でできるセルフケアとしては、
やっぱり体のベースを高めるために出来ることとして、

以前セルフケアで紹介した、両手振り体操も良いですし、

坂本屈伸道も良いですね。

この2つについては、以前youtubeで詳しく解説してますので、
こちらを合わせてみてもらえたらと思います。

ということで、まとめると、

そもそも帯状疱疹にならないように、常日頃から、栄養と体のケアをしておくってことと、

帯状疱疹後神経痛は、50代以上になるとなる人が多いので、
帯状疱疹になったら、50代以上の人は、
放置しないですぐに病院に行って、できれば72時間以内に、クスリを処方してもらう、
というのと、

帯状疱疹になったら、ビタミンCがをいっぱい飲みましょうっていうのと、

それでも帯状疱疹後神経痛になっちゃったら、
食事を見直して、タンパクとビタミン・ミネラルをしっかり取って、

整体とかでちゃんと体を整えて、より早く回復するようにしましょうねってことですね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。