こんにちは!
GP法のTenです。

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ちょっと前に、
明治から昭和初期にかけて活躍して「日本資本主義の父」と言われた渋沢栄一がやっていた健康法の、坂本屈伸道っていうのを紹介したんですが、

結構好評だったみたいで、前回は、正座でやる方法っていうのを紹介したんですが、

立ってやる方法も知りたいってリクエストがあったので、今回はコレを紹介してみようと思います。

坂本屈伸道については、詳しくは前回の動画を見てもらえたらと思いますが、

簡単に説明すると、
明治時代の柔術家で、当時の陸軍戸山学校や陸軍士官学校や陸軍幼年学校とかでも柔術を教えてたっていう、
荒木新流って言う柔術の15代の坂本謹吾(きんご)って人が考えた方法で、

渋沢栄一も晩年コレを毎日やって元気を保っていたって話とか、
この方法の簡易版である、略式法っていうのを見た野口英世は、
「これだけでも、完全な内臓の運動法、強健法になる」
っていって絶賛したとか、当時の色んな人が絶賛してた方法なんですね。

やり方としては、
正式法っていうのと略式法っていうのがあって、
正式法には、正座でやる方法と、立ってやる方法があって、
前回は正座でやる方法を紹介したんですが、
今回はこの、立ってやる方法を紹介しようと思います

では早速、始めて行こうと思いますが、今日は坂本屈伸道の正式法の立ってやるやり方の話です。

今回は細かい説明抜きでいきなりやり方を解説しようと思いますが、
この効能とか、どんな理由でそんな効能が出るのかとか、そういう話は前回の動画を見てくださいね。

ということでやり方ですが、

①まずは、
両足はくっつけないで、
両手もダランと下げた状態で、
目は開いて、無理のないように、
十分にリラックスして、自然に立ちます。

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②そうしたら、
膝は曲げずに、体を徐々に前に曲げていきます。

これで、曲げれるところまで曲げたら、

両手は力を抜いて自然にダランとたれた状態で、

頭にも首にも力が入らないようにします。

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③次に、曲げた体を徐々に伸ばして、後ろにちょっと伸ばして、

首を反らせて、天井を見るようにして、

両手も、バンザイしながら後ろに伸ばします。

コレでワンセットです。

ポイントとしては、無理に力を入れたりしないで、あくまで自然体のまま、リラックスして力を抜いてやるってことですね。

本にも、
「カラダ、精神の持ち方、身の持ち方も、心の持ち方も、極めて柔らかにするのが必要である。」
なんて書かれてます。

特に、首とか肩とかお腹とかは緊張しやすいので、
緊張してると、この屈伸の妨げになるから、とにかくリラックスしてやるのが良いってことですね。

あとは、この写真のように、ホントは裸でやるのが一番良いけど、服を着てやる場合は、体を締め付けるものは極力ない状態でやるのが良いって書かれてますね。

前回紹介した正座でやる方法でも、いまやった立ってやる方法でも、どちらでも良いので、
正式法は、毎日時間を決めて、
食事を毎日取るのと同じようにやるのが良いそうです。

まあ、毎日っていうと大変なので、僕も気が向いた時に最近ちょこちょこやってますが、無理のない範囲でこういう方法をやるのも良いですよね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。