こんにちは!
愛知県豊田市のTen整体院の院長で、
古武術から生まれた整体GP法の開発者のTenです。

今回はですね、体の色んな不調の原因の一つ、腸の中のカンジダ菌、

そのカンジダ菌を除菌するのに有効な、オリーブリーフと、整体的な活用法についてちょっと詳しく解説してみたいと思います。

前回、色んな不調を改善するのに有効なものって言うことで、オリーブリーフとかエキストラバージンオリーブオイルについて、
海外の色んな研究論文からその効果について紹介したました。

オリーブの、いろんな効果については前回の動画も合わせてみてもらえたらと思いますが、

カンジダ菌が悪さをしているせいで、色んな不調を抱えてる人って、実はメチャメチャいて、

最近僕がオリーブがマイブームだからっていうのもあるんですが、

実際にオリーブリーフをつかって、色んな不調がある人に、筋反射テストとかで調べてみると、かなり色んな症状が変化するっていうのを実感してるんですね。

例えば最近あったケースでは、

副腎疲労の人って、縫工筋っていう筋肉が低下してる人が多いので、それを一つの指標にして施術をしたりする事が多いんですが、

もう、副腎が低下しまくってて筋肉に、ぜんぜん力が入らなくってスカスカな感じの人がいたんですね。

そこで試しに、おへそにオリーブリーフのサプリを置いて、もう一度筋反射テストをしてみたら、
結構強くなるんですよね。

その患者さんも
「え~!」
って驚いてましたが、結構そんな感じで変化する人って多くって、
最近は色んな症状の人に試してみてるんですが、
結構変化する人が多いんですね。

あとは、カンジダの悪い影響があるかどうかの筋反射テストでの調べ方っていうのもあって、それで調べると、結構そのテストに反応する人も多くって、

もしかしたら、なかなか良くならない症状の原因に、カンジダ菌の問題が根っこにあって、

それを解消しないと良くならない症状を持った人って結構いるかもしれないってことなんですよね。

もちろん、前回の動画でも解説したように、オリーブリーフって、抗真菌作用意外にもいろんな作用があって、

例えば、
抗酸化作用だったり、抗炎症作用だったり、
血圧降下作用だったり、神経の保護作用だったり、
血糖の効果作用だったり、
コレステロールの低下作用だったり、
動脈硬化を抑制する作用だったり、
体の中の活性酸素から細胞を守ってくれる作用だったり、
体の中の有害金属の排出を助けるキレート作用だったり、
抗腫瘍作用、ようはガンを抑制する作用だったり、
ガンの血管新生を抑制する作用だったり、

メチャメチャ色んな作用があるので、カンジダだけじゃなくてそういう作用から、変化するっていうのも、あるのかもしれないんですけどね。

なので、今日これからお伝えする内容を知っておくと、
もしかしたら、今まで、
「なんでなかなか良くならないんだろう?」
って思うような症状にも、対応できるようになるかもしれないってことなんですよね。

なので、その簡単な調べ方とか、対処法っていうのも知っておきたいですよね。

ということで、今日は、カンジダ菌をやっつけるために出来ること、
オリーブリーフと、それが実際に効果があるのか?の調べ方っていうのを紹介したいと思います

そもそもカンジダ菌って何?って話からしてみると、

カンジダ菌っていうのは、真菌で、

真菌っていうのは、カビの仲間って思ってもらえば良いですが、

ほとんどの人の体の中の色んなところ、
口の中だったり、腸の中だったり、生殖器だったり、色んな所にいる常在菌です。

今回はお腹の菌の話なので、腸内の菌の話でいうと、
腸の中にはめちゃめちゃ色んな菌が住んでて、
その菌には、
乳酸菌とかビフィズス菌とか酪酸菌みたいな善玉菌もいれば、
大腸菌みたいな悪玉菌もいれば、
カンジダ菌みたいな日和見菌もいるっていう感じで、色んな菌がいるんですが、

カンジダ菌っていうのは、日和見菌に分類されてて、ほとんどの人のお腹の中にいて、

健康な人の体の中では特に悪さをすることはなくて、
健全な腸の中では、むしろ乳酸菌とかの善玉菌のエサになって、善玉菌を増やす手助けをしてたりする菌だったりします。

カンジダ菌って一言で言ってますが、
カンジダ菌っていうのは、イースト菌の一種で、
実はいっぱい種類があって、人の体の中にはだいたい15種類から20種類くらいのカンジダ菌がいるって言われてますが、

その中で主に悪さをするのは、カンジダ・アルビカンスって言う種類のカンジダ菌です。

このカンジダ・アルビカンスも、健康な人の体の中では特に悪さをすることはないんですが、
腸内のバランスが崩れて、勢力が増えると、たちまち色んな悪さをしちゃうんですね。

ある論文では、
世界の人口の4分の1以上が、真菌による皮膚の感染症にかかっていて、女性の75%が、少なくとも1回以上、膣カンジダに苦しんだことがあるなんていう調査結果もあるそうで、

真菌による疾患から毎年100万人以上が死亡していると推定されているんだそうです。

そして、その真菌のなかの一番大きな要因となっている菌が、カンジダ・アルビカンスだってうんですね。

しかも、安易に抗真菌薬を使うもんだから、薬に耐性を持ったカンジダ菌にどんどん進化してきちゃってて、薬が効かないカンジダ菌もどんどん増えちゃってるっていうんですね。

そして、このカンジダ菌が増殖して悪さをするにはいくつか条件があって、

大きくは4つあるんですが、

①1つ目は、腸内の環境が、アルカリ性に傾くことで、
乳酸菌とかビフィズス菌とか酪酸菌っていう善玉菌は、乳酸菌とかの酸を出して、腸内を弱酸性に保ってるんですが、
善玉菌が少なくなることで、腸内環境がアルカリ性に傾くと、
カンジダ菌は、菌糸型っていうのに変身して、腸の壁に穴を開けたりしちゃうんですね。

なので、腸内の善玉菌をまず増やして、腸内をちゃんと弱酸性に保てるような環境を作るっていうのが、まず必要ってことですね。

②そして、2つ目は、薬です。

特に抗生物質ですね。
抗生物質っていうのは、抗菌薬なので、色んな菌を殺しちゃうんですが、
実は善玉菌も菌なので、抗生物質によって殺されちゃうんですが、

カンジダ菌っていうのは、菌ではなくて真菌なので、抗生物質は効かないんですね。
となると、善玉菌が大量に死んじゃうのに、カンジダ菌っていうのはなんの影響も受けないので、相対的にカンジダ菌が優勢になっちゃうんです。

そうなると、乳酸菌とかの善玉菌が、カンジダ菌を抑えることができなくなって、カンジダ菌が暴れだしちゃうってことですね。

さらに、善玉菌が少なくなることで、乳酸とか酪酸とかの酸が出ないと、腸内の酸性度がアルカリ性に傾いちゃって、さらに、カンジダ菌が凶暴化しちゃうんですね。

なので、風邪とかで抗生物質を出す病院とか、最近は国の指導もあってだいぶ減ってきてると思いますが、
意味もなく抗生物質を出されたら、ちゃんと、それがホントに必要なのか?っていうのをしっかり確認して、必要ない場合には飲まないようにして、

もし飲まなきゃいけない場合には、その後に、乳酸菌とか酪酸菌とかのサプリだったり、あとは難消化性のオリゴ糖とか繊維とかをしっかりとって、腸内の善玉菌が増えるようにする必要がありますよってことですね。

ちなみに余談ですが、良く、乳酸菌とかの良い菌が必要ですよって話をすると、ヨーグルトを食べてますって人が多いですが、

腸内環境がそんなに悪くない人だったら、ヨーグルトでも良いですが、
既に悪い人って、ヨーグルトを毎日食べたくらいじゃあ、焼け石に水で、あんまり意味がないって言われてて、

ある研究者によると、スーパーに売ってる大きいヨーグルトのパックありますよね、
あれを毎日8パックずつ食べるくらいしないと、崩れた腸内環境を改善させるだけの数の乳酸菌は取れないっていってる人もいるくらいなので、

基本、既に腸内環境が崩れてる人とか、抗生物質とかで腸内細菌がダメージを受けてる人は、
サプリで摂るのが基本だっていうのは知っておいたほうが良いかもしれないですよね。

あとは、そういう菌って、既にお腹の中に住んでる菌っていうのは人によってぜんぜん違うので、当然相性があって、
ある人にはすごく良いけど、違う人にはあまり効果がないみたいに、人によってどのサプリが効果があるのかってぜんぜん違うので、
薬局に行ったりネットで見たりすると、色んな種類の乳酸菌とかが売ってますが、色々試して自分にあうのを見つけるのがとっても大事だったりします。

これもまた余談ですが、
人の腸内細菌って、帝王切開で生まれた人は別ですが、基本的にお母さんの腸内細菌を受け継ぐので、
例えば僕だったら、僕の母親の腸内細菌を受け継いでるし、僕の母親は更にその母親、僕の母方のおばあさんから腸内細菌を受け継いでって感じで、
代々その母親から受け継いだものがベースになって、だいたい3才までに食べたり口に入れたものから取り込んだ色んな細菌と混じって、
3歳で一生の腸内細菌のベースが出来て、
ほぼそれから一生変わらないってことも分かっていて、
なので、同じ母親から生まれた兄弟とか、さらに母親の姉妹から生まれた従兄弟とか、そういう人たちって似たような腸内環境を持ってるので、
そういうつながりがある人に効果のある乳酸菌とかのサプリは、自分にも効果があったりするっていうのも、ちょっと頭の片隅に入れといても良いかもしれないですね。

③そして、3つ目は、ストレスです。

ストレスによって、交感神経の過緊張が続くと、免疫も低下して、カンジダ菌が増殖しやすい環境を作るし、

胃腸の血流も低下して、働きも低下するので、カンジダのダメージを受けやすくなります。

さらに、ストレスによって副腎からコルチゾールがいつも出てる状態になると、
血糖値も上昇して、カンジダ菌が増殖しやすい環境を作っちゃいます。

つまり、カンジダ菌が繁殖しやすい環境にしないためには、ストレスのケアと、胃や腸の消化器の働きを整えることと、副腎のケアがとっても大事ってことですね。

これには整体の施術もかなり役に立ちます。

④そして4つ目は、食事です。

特に問題になるのは、砂糖とかの単糖類ですよね。
カンジダ菌の好きなエサは、そういった単糖類なので、甘いものばっかり食べてる人は、カンジダ菌が増殖しやすいですよね。

あとは食品添加物とかだったり、

人によっては、小麦のグルテンとか、乳製品に含まれるカゼインとか、そういうのによって腸の粘膜がダメージを受けることで、より、カンジダ菌が悪さをしやすい環境を作っちゃったりします。

甘いものとか、ファーストフードとか、加工食品ばっかり食べてるのは良くないですよってことですね。

カンジダ除菌のためには、
そういう、カンジダ菌が悪さをしやすい環境を作る原因を一つづつケアして、それからカンジダ除菌をしていくっていう、やる順番っていうのも、すごく大事になりますが、

その上で、カンジダ菌をやっつけるために有効なのが、オリーブリーフってことですね。

今回、このカンジダ菌と、オリーブリーフについて、世界中でどんな研究がされてるのか?っていうのを調べてみたんですが、

アメリカの国立衛生研究所の米国国立医学図書館ってところの論文検索で、
カンジダと、オリーブ
「Candida olive」
で検索すると、

なんと、3741件ヒットしました。

まあ、中にはあまり関係ない論文も混じってるんですが、これだけいっぱいあるので色んなのを拾い読みして、

だいたいさらっと流し読みしたのも含めると、100以上の論文を確認したんですが、

オリーブリーフの成分が抗真菌活性があるよっていうのは、ホントに色んな方法で実験されてて、

カンジダだけでなく、色んな真菌に効果があることが確認されていて、

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例えばこの論文、
日本語にすると、
「オリーブ リーフのフェノール化合物と抗菌活性」
って言うタイトルですが、

オリーブから抽出した7つの化合物、
コーヒー酸、ベルバスコシド、オレウロペイン、ルテオリン 7- O -グルコシド、ルチン、アピゲニン 7- O -グルコシド、ルテオリン 4′- O -グルコシド
について、

この化合物全体での抗菌活性を、
7種類の細菌や真菌でテストをしたところ、
すべての細菌と真菌に対して抗菌活性があって、

その中でも、カンジダ・アルビカンスには、特に強い抗菌活性を示したよっていうのがあって、

結論として、
オリーブリーフを栄養補助食品として使用すると、特に腸や気道での微生物感染のリスクが低下する可能性があるので、
健康のためにも、オリーブリーフの仕様をオススメします。
って書かれていたり、

他にも、オリーブリーフから抽出される、
オレウロペインやオレウロペインから生成されるヒドロキシチロソールなどを単体でテストをして、
カンジダ菌に対する抗菌活性があるよっていう論文もいっぱい有りましたし、

他の成分、例えばルチンにも、カンジダ・アルビカンスにたいして抗菌効果があるとか、

それぞれ色んな成分が、カンジダに対して有効だっていうことが分かってるみたいですね。

ただ、その沢山確認した論文の中で、
1つだけ、オリーブリーフの抽出物がカンジダ種には効果がなかったっていうのがあって、

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これなんですが、

日本語では、
「さまざまな真菌種に対するピスタシア・アトランティカとオリーブ抽出物のin vitro抗真菌特性」
って言うタイトルになりますが、

この中では、
色んなカンジダ種とアスペルギルス種に対して、オリーブリーフからアルコール抽出した抽出物をつかって、寒天培地でテストをしたところ、

カンジダ種と、一部のアスペルギルス種には効果がなかったっていう結果で、
色んな真菌に効果はあったけど、カンジダには効果がなかったよっていう研究があったんですね。

それ以外の多くの論文では、カンジダ、その中でも一番病原性が高い主要な種である、カンジダ・アルビカンスに対して、強力な抗菌活性があるよっていうことが書かれてるので、もしかしたらオリーブの種類だったり、色んな環境が影響してるのかもしれないですが、
まあ、確実に効果があるのか?っていうと、もしかしたら効果がなかったり薄かったりするものもあるのかも?っていうのもあって、ココはちょっと気になる所ですが、

っていうか、これまで、オリーブリーフはカンジダに有効だよってものしか知らなかったところで、この論文を見つけちゃったので、
「マジか!」って思って、

もしホントに効果ないっていうのがいっぱい出てきたら、今まで色んな人にオリーブリーフススメてたのを考え直さなきゃなと思って、
ほかの色んな論文を読みまくったっていうのもあるんですけどね。

幸いにも、他の論文ではほぼ、効果があるよってことを言ってるので、まあ、効果はあると思って良いかなと思います。

まあ、カンジダに対して有効なのは、オリーブリーフだけじゃないですし、
色々論文を読み漁ったおかげで、他にもカンジダに効果のあるものも沢山みつけたので、
他の有効なものについても今度まとめて紹介しようかなと思いますが、

比較的手に入りやすくて、他のいろんな効果もあって、総合的に体に良いよねっていうのが、オリーブリーフなので、
オリーブリーフを使った方法っていうのを紹介しようとおもいますが、

まずは、筋反射テストを使って、
カンジダの問題があるのか?っていうのを簡易的に調べる方法と、

それに対して、オリーブリーフが効果があるのか?っていうのを調べる方法を、これから紹介しますね。

スイッチングとかを無視した簡易的な方法なので、精度はそんなにメチャメチャ高いわけはないけど、この方法で十分確認出来ると思います。

方法的にはメチャメチャ簡単で、

多分筋反射テストの中でもOリングテストが有名ですし出来る人も多いと思うので、Oリングテストで説明しますが、

Oリングテストで、まずは強い状態を確認しておいて、

そこで、患者さんの、もう片方の手、Oリングを作ってない反対側の手で、
こんな形を作ってもらいます。

これが、カンジダのフィンガーモードになりますが、

この指の形を作ってもらった状態で、もう一度Oリングテストをしてもらうと、

カンジダがカラダに悪い影響を与えてる人は、このOリングが弱くなって、簡単に開いちゃうんですね。

で、この簡単に開いちゃうのが、強くなるものを探せば良いので、

この弱くなった状態で、
ヘソの上に、オリーブリーフを置くか、あるいは現物がない場合は、手のひらを、おヘソの上に乗せて、
「オリーブリーフ」
って言って、擬似的にオリーブリーフを飲んだ状態をつくるんですね。

そしてもう一度、Oリングテストをして、強くなるようだったら、
その人にとっては、カンジダの改善の為に、オリーブリーフが有効だよってことになります。

他にも、カンジダに有効なものっていっぱいあるので、
例えば、ビフィズス菌のサプリだったり、酪酸菌のサプリだったり、MCTオイルだったり、
そういうのをヘソの上に乗せて同じようにOリングテストをしてみて、
強くなるものが見つかれば、それも効果があるってことになりますね。

あとは、これでOリングが強くなったら、どの位の量を取ったら良いのか?っていうのを聞いていけば良いんですが、

もうカンジダのフィンガーモードは外しちゃって良いので、普通にOリングを作ってもらって、

質問としては、
「オリーブリーフを1日に何粒飲めばよいですか?」って言う質問で、Oリングテストをして、
強くなるのを探せば、1日にどのくらいの量を取ればよいのか?っていうのが分かるので、その分量を飲むと良いです。

比較的簡単な方法なので、カンジダが悪さをしてるかな?って思う人は一度試してみると良いですね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。