こんにちは!
GP法のTenです。
今日は、「腸内細菌が喜ぶスーパーフード「雑穀」Top8」というテーマで、話をしていきたいと思います。
雑穀ってそもそも何?って思う人もいるかも知れませんが、
言葉の意味としては、日本人の主食、つまりお米ですが、
お米以外の穀物のことを、雑穀って言います。
この雑穀、日本では、なんと縄文時代の今から5千年前から、ヒエとかアワとか大麦とかが栽培されていたんですが、
日本人は古来から、お米だけでなく、色んな雑穀を食べてきたんですね。
ちなみに、五穀豊穣とかっていう時の、五穀って、
麦、キビ、アワ、稲、稲ってお米のことですね、それと豆の5つですが、
まあ、豆って雑穀か?っていうとなんか違う気もしますが、
日本人って色んな穀物を食べて生きてきたんですね。
そしてこの雑穀、今ではあまり食べることも少ないですが、いろんな栄養が含まれているスーパーフードだってことで、結構注目されてます。
そんなスーパーフードの雑穀について今日は紹介したいと思います
雑穀って、先程も言いましたが、主食であるお米以外の穀物のことで、
古くから日本にある、アワとかヒエとかキビとか、そういうのだけじゃなく、
海外の、例えばキヌアとかアマランサスとか、そういうのも雑穀です。
そんな感じで雑穀っていっぱいありますが、
そのいっぱいある雑穀の中から、カラダに良い8の雑穀っていうのを紹介しますね。
先にその8個を言っちゃうと、
キビ、アワ、ヒエ、モロコシ、ハトムギ、アマランサス、キヌア、大麦
の10個です。
それぞれにどんな栄養が入っていて、どんな効果が期待できるのか?っていうのを簡単に解説していきたいと思いますが、
①まずは、キビですね、
キビって黄色い小さい実ですが、
黄色い実、キミが語源で、それがキビになったなんて言われてます。
キビは、同じ量の白米に比べて3倍以上の食物繊維を含んでいて、
さらに高い抗酸化力を持つポリフェノールや、
ビタミンB群やビタミンEや亜鉛やマグネシウムや鉄分といったミネラルも多く含んでいて、
胃腸の働きを正常化したり、腸内環境を整えたり、アレルギーの改善の効果が期待できたり、老化防止にも良いなんて話もありますね。
そして、
②アワですが、
アワは、この次に紹介するヒエと並んで、日本最古の穀物ともいわれているもので、
稲が日本に入ってくる前は、このアワとヒエが主食だったと考えられています。
そしてこのアワは、同じ量のお米と比べると、7倍以上の食物繊維があって、
鉄分とパントテン酸が穀物の中で一番高くて、さらに亜鉛などのミネラル類も多く含まれていて、
脂質の代謝を促進するので、ニキビなどの予防にも良かったり、
ダイエットにも良いですよね。
さらに、腸内環境を整える効果だったり、貧血を予防する効果だったり、
動脈硬化を予防する効果があります。
そして、
③ヒエですが、
同じ量のお米と比べると、9倍以上の食物繊維があって、
ビタミンB群や、亜鉛やマグネシムや鉄やカリウムやリンというミネラルも多く含まれていて、
さらにヒエに含まれるアミノ酸の働きで、血中の善玉コレステロールを増やす働きもあります。
そして、
腸内環境を整える効果だったり、
細胞の機能を維持する効果だったり、
美肌効果もあると言われてますね。
そして、
④モロコシですが、
モロコシっていってもトウモロコシとは違うものです。
ちなみに、トウモロコシっていうのは、このモロコシを品種改良して作られたもので、トウモロコシにはプロラミンっていう、小麦粉のグルテンに似たタンパク質を含んでいて、
グルテンフリーの食事をするときには、実はこのプロラミンも避けたほうが良いって言われてるものですが、
そういうものにアレルギーが有る人でも、モロコシにはこのプロラミンが無いので、安心して食べれます。
別名「たかきび」とも呼ばれるもので、
食物繊維が、同じ量のお米と比べると、ナント、19倍もあって、
ビタミンEは、お米のナント17倍も含まれています。
そして、ビタミンB群も多く、カリウムやマグネシムなどのミネラルも多くて、
さらに、抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれていて、
美肌効果だったり、血中の善玉コレステロールを高める効果だったり、
心臓の機能を調整したり、消化器系の働きを助けたり、
加齢による肺や呼吸器系の衰えを緩和したり、
さらには、アトピーの改善だったり、動脈硬化や高血圧の予防にも効果があると言われています。
そして、
⑤ハトムギですが、
漢方薬にも使われていて、
ヨクイニンとも言います。
滋養強壮とか、美肌効果とかが有名ですが、
カラダの余分な水分を排出する働きから、むくみに使われたりします。
栄養としては、同じ量のお米と比べると、タンパク質が2倍以上あって、カルシウムや鉄などのミネラルや、
ビタミンB群も多く含んでいます。
そして、
⑥アマランサスですが、
元々は、今から5千年から7千年位前にはすでに、アンデス南部のアステカ族によって栽培されていた穀物で、
食物繊維が、同じ量のお米と比べて15倍と多いのと、
カルシウムが豊富で、同じ量のお米と比べるとナント32倍もあって、
さらに、骨を強くする働きのあるビタミンKやビタミンDも含まれているので、
骨粗鬆症の予防にも効果がありますし、美容効果もあります。
そして、
⑦キヌアですが、
アメリカのアンデス地方の穀物で、
古代インカでは、母なる穀物と言われていたなんて話もありますが、
完全栄養食ともいわれる位、いろんな栄養が豊富で、栄養バランスも良くて、NASAの宇宙食としても指定されていたりします。
いろんな栄養が豊富なんですが、
必須アミノ酸が全て含まれていたり、食物繊維も、ビタミンもミネラルも多く含まれていて、健康効果だったり、美容効果だったり、血流改善効果だったり、いろんな効果があります。
そして、
⑧大麦ですが、
だいたい1万年くらいまえから、南アジア地域で栽培されていた、非常に歴史も古い穀物で、
日本にはだいたい3世紀頃に入ってきたって考えられてます。
栄養としては、
ビタミンB2やカルシウムが豊富で、
同じ量のお米と比べると食物繊維は20倍あって、
そこに含まれる大麦βグルカンは、
糖質の吸収を抑えたり、そにれよって、食後の血糖値の上昇を抑えたり、
冠状動脈心疾患のリスクを下げたり、
コレステロールを正常化したり、
満腹感の維持作用からの、ダイエット効果だったり、っていう効果があります。
東洋医学的には、五穀って、最初に、
麦、キビ、アワ、稲、豆の5つって言いましたが、
これがそれぞれ五行に割り当てられてて、
木火土金水の順番で、麦、キビ、アワ、稲、豆の順番ですが、
麦は、寒いときにはカラダを温め、暑いときにはカラダを冷まし、
炎症を除き、カラダを元気にしてくれて、
脾や胃の働きを整えて、
胃の働きを穏やかにして、お腹のハリを治す働きがあって、
五穀の長である。
なんて言葉もあるくらい、結構大事な食べ物でもあります。
ちなみに、この五行、臓器で言うと、
木火土金水の順番に、肝心脾肺腎なので、
それぞれを滋養するのに、大麦、キビ、アワ、稲、豆が良いですよってことになるので、
そういうのも合わせて、雑穀を取り入れてみるのも面白いかもしれませんね。
ちなみに、食べ方としては、一番簡単なのは、ご飯を炊く時に、一緒に炊いちゃうっていうのが一番簡単で取りやすいですね。
健康のために、雑穀を取り入れるのも良いと思います。
詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。
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