最近、施術をしながらふと思い出したっていうか気がついたんですが、
昔、野中豪策って人がいて、
この人、野口整体の野口晴哉氏の盟友で、野口晴哉氏に「100年に1人出るか出ないかの天才だ!」って言われてたって言われてる人。
アソカ療法っていうのをやっていた人なんですが、
この人がこんなことを言っていたんだそうな。
「人間は玉でごわす」
って。
最初にこれを知った時は、
熊本の人なに、ほんとに「ごわす」って言ったの?
それって鹿児島弁じゃない?
ってツッコミをついつい入れてしまったけど、実際どうなんだろ?
熊本弁でもごわすっていうの?
ってのは置いといて・・、(^_^;)
人のカラダっていうか、お腹を玉だと見て、
その玉が歪みのない状態に持っていく為に、その玉に強い刺激を入れて調整していくっていうような、
そんな療法だったらしいんですね。
なんでこんなことを思い出したのかって言うと、
最近、ふと気がついちゃったんですよ。
僕も散々人には、筋膜っていう袋に筋肉やら骨やら色んな物が入ってて、その袋がソーセージの皮のように、ず~っとつながってるっていう話をしてるのに、
イメージとして、膜ってシートがつながってるってイメージを持っちゃってたんですね。
じゃなくて、袋、っていうか、風船のイメージの方がしっくり来るよねって今更ながらに気がついたんです。
そう考えると、僕が駆け出しの頃に習っていまでも人に説明する時によく言う、
「お腹って、腹膜という風船の中に内臓が入ってて、それが上と下で引っ張りあいながら吊り下がってるんですよ」
って話とも繋がるしね。
ま、腹膜は筋膜じゃないけど・・。
で、胴体っていう大っきな風船の中に、胸膜や腹膜っていう風船が入ってて、
それに、腕や足や頭っていう風船がつながっててってイメージを持ったら、色んな気付きが出てきちゃう。
皇法医学のつなぎ技法って、結局その風船の繋ぎ目にやる方法だし、
そんなふうに見たら今まで学んだことの成るいろんな方法が繋がってきた。
で、また新しい方法思いついちゃいました。(^^)
ま、今までやってた方法とほとんど見た目は変わんないんだけど、ちょっとバージョンアップした感じです。
もうちょっと色々試してみて、これも人に伝えれるようにまとめなくっちゃな。