肩こりの原因として多い3つのうちの「姿勢」についてのお話の続きです。
前回、まずするべきことは、
「一生懸命姿勢を正そうとして無理な姿勢をとろうとしている!」
その無駄な努力を今すぐやめることと書きましたが、
その無駄な努力をやめた次には、今の姿勢が崩れてしまっている原因を探してそれに対するケアをする必要があります。
良くあるのが、主に次の2つ。(他にもありますが、また別途解説することにします。)
- 腕や手の疲労が蓄積することによる肩こり
- 腰の緊張や疲労が蓄積することからくる肩こり
デスクワークの多い仕事をしている人に良くあるのが、パソコンなどに向かって仕事をしている時に、「腕で上半身の体重を支えてしまっている」ことによる緊張があります。
そのような人は、上腕の後ろ側の筋肉(力コブを作るところの裏側にある筋肉)を触ってみると非常にコッているかもしれません。
ですが、ココは普段あまり痛みなどを感じにくい場所なので気がつかないんですね。
そして、手首や指が硬いということもあるかもしれません。
このような場合には、肩だけをいくら揉んでも一時的にしかよくならず、腕の疲労を先に取り除かないといけません。
また、そもそもの原因となっている普段の姿勢を見直す必要があります。
また、小さなお子さんを持つお母さん等で良くあるのは、やはり赤ちゃんを抱っこしたり遊んだりすることの疲労がたまって肩こりになるということですね。
これも気がつかない腕の疲労から来ている場合が多いです。
腰が十分に働かなくなっていることによって上半身でその仕事を文字通り肩代わりして、結果として肩に疲労がたまってしまうと言うことが多いです。
こういうことを言うと、
「腰は問題ないんですよ!」
などといわれる人が多いですが、痛みが例え出ていなくても、腰が固まってしまって十分に働くことが出来なくなっていたら同じなんですね。
これらの原因を踏まえた上で、家庭でも出来る簡単な方法を次回紹介したいと思います。