こんにちは。
今週は、先週までの暑さはどこに行ったんだろうってくらい雨が多くて涼しくてちょっと体調を崩してましたが、ぼちぼち回復です。
ってことで、更新を暫らく休んでましたが、よろしくお願いします。
昨日は、刈谷の足湯に行って、帰りに太鼓と笛の稽古を覗きに行きました。
ついでに養生功をやって、良い気分。
養生功ってたいした運動量でもないのに身体を隅々まで使うんですね。
汗だくでした。
ということで、今日はオステオパシーの原則の一つを紹介しようと思います。
これを読まれている方達の中にも腰痛や肩こり等を持っている方は沢山いると思いますが、その症状を緩和するためにどんな事をしていますか?
例えば腰痛になったときについつい腰を揉んだり、肩が凝ったと言って肩を揉んだりとしている人が多いのではないでしょうか。
最近流行のクイックマッサージ等に行っても同じように部分的に痛い場所に直接的に施術される場合が殆どですよね?
「強く揉まれるととても気持ちよいし終った後すごく楽になるよ。」という人も多いかもしれません。
ですが、そのようなこと(感覚を麻痺させるような刺激)を続けるうちにどんどん強い刺激を求める様になって行き、凝りもそれに連れてどんどんひどくなっていくという経験をしたことはありませんか?
実は多くの場合それは強く揉む事によって一時的に感覚が麻痺して楽になったような気になっているだけなのです。
そして、脳内麻薬などが出ることで気持ちよさが出るわけで、身体が緩むときの気持ちよさとは性質が全く違うと考えたほうが良いです。
(実はこの気持ちよさを上手く使えば身体を緩めることも出来ますが、そうではない場合も多いです。)
これは、そのとき一時的に楽になってもまたすぐに元に戻る、あるいは揉み返しのように以前より悪くなる症状が出るということから分かっていただけると思います。
全身は全てつながっていて、一つのユニットとして考えないといけません。
全身のいろんな部分それぞれがお互いに影響を与え合って全身のバランスを保っているのです。
この為に痛い場所だけを部分的に調整しても意味がない場合が多いのです。
原因が他にある場合、その原因を探して全身のバランスをとるような方向で調整を行う必要があります。
(実はこの根本の原因を探すのが一番難しいのですが・・・)
当院へ実際に来られた方の中には経験されている人も多いと思いますが、当院での施術中に足等の圧痛点を事前に感じてもらっておいて、この痛みを手或いは腕の操作のみで取るという事を行うことがあります。
これは実際に体験されると皆さんに非常に不思議に感じられる様です。
ですが、実際にこのようなまったく関係ないと思われるような場所を動かして調整する事で全身が繋がってお互いに影響を与え合っているという事を実感として分かって頂いています。
身体というのは部分の集合というのとは違い、全体がトータルでバランスを取り合って成り立っています。
この事を理解して全身のバランスに意識を向けることが皆さんの健康に役立つのではないかと思います。
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お久しぶりです!覚えてますか?手が空いたのでのぞいたら、ふだんから私が言ってることとまったく同じことが載ってるではありませんか!そりゃそうですよね、私もオステオパシー使いですからね(笑)とはいいながら手で足の圧痛点をとるやり方はよくわかんないですが(また忘れただけだったりして)、頭蓋操作で十字靱帯と足関節と踵骨の圧痛点を同時にとったりはしますね!あと、均整法の技法ですが足関節の操作で頭蓋骨の調整をしたりってのもありますね!でも、なかなかこの、操体法でいえば連動性のような、身体はつながってるといったことに対する一般での理解って広まってないですよね?Ten先生の周辺ではいかがですか?私も昨日、高熱にうなされました(=_=)お大事にしてくださいね?では、また暇みて覗きにきますね!