こんにちは!
GP法のTenです。

いつも動画を御覧いただきありがとうございます。

さて、今日は、子供の知能指数のアップ法というテーマで話してみようと思うんですが、

実は、子供のIQを上げるには、お母さんが妊娠する前からしたほうが良いことっていうのがあります。

妊娠してからでも、授乳中からでも出来るんですが、一番良いのは、その前から対策をしておくと良い、3つのことがあります。

今日は、そんな子供の知能指数アップに出来る3つのことについて紹介してみたいと思います

今日は妊娠する前から出来る、子供の知能指数アップ法です。

脳の機能を上げるために出来ることっていうのはいくつかあるんですが、

脳っていうのは、神経細胞がものすごくいっぱい集まって出来てますよね。

そして、その神経細胞それぞれが、枝を伸ばして、お互いに情報をやり取りすることで、ものを考えたりとか、計算したりとか、そういうことをしていて、

その神経細胞のネットワークが最適な状態であればあるほど、当然知能も高いっていうのはわかりますよね。

そんな、最適な神経細胞のネットワークが出来るために必要なことですが、

これは、大きく3つあります。

それは、

1,腸内環境を良くする
2,オメガ3系の油を取る
3,亜鉛をしっかり取る

の3つです。

まず1つ目は、腸内環境です。

腸脳相関なんて言葉で最近言われていますが、

腸っていうのは、第二の脳って言われるくらい、独自に神経のネットワークを持っていて、

脳からの司令が無くても独立して活動することが出来るんですが、

この腸と脳っていうのは、お互いに影響を及ぼし合っていて、

例えば、ストレスを感じたらお腹が痛くなったり、

逆に、腸がなにかの菌で感染したりすると、それが脳に伝わって、不安感が出たりとか、

お互いに影響を及ぼし合っています。

そして、腸の中の腸内細菌も、脳の機能に影響を与えるってことが分かってきていています。

例えば、アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究では、

1. 様々な乳酸菌が入ったヨーグルトを1日3回、4週間食べ続けたグループ
2. 見た目も味もヨーグルトに似ているものの、乳酸菌は入っていない乳製品を食べ続けたグループ
3. 特に決まった食べ物を取らなかったグループ

に分けて感情の反応をテストしたところ、
①のグループは、主要な脳幹と認知に関わる前頭前野が活発になり、
②、③のグループは、脳の感情や感覚に関わる部分が活発になる

つまり、乳酸菌を摂っているグループは、思考力が高まって、理性的な思考が出来るようになるってことなんですよね。

そして、人の腸内環境って、どうやって出来るかというと、

帝王切開の場合は別ですが、お母さんの産道を通って出てくる時に、お母さんの腸内細菌が口から入って、それがベースになって、腸内環境が作られるんです。

そして、産後何日かで、腸内環境のベースが出来ちゃうので、その時に良い環境担ってなかったら、もう一生そんなに変わらないって言われてますからとっても大事なんですね。

ってことは、お母さんの腸内環境が良い状態であれば、その子供の腸内環境も良いものになる、

つまり、子供を知的で思考力のある子供にしたかったら、お母さんの腸内環境を良い状態にしておくことがメチャメチャ大事ってことなんですね。

じゃあ、腸内環境を良くするためにはどんなことをしたら良いのか?っていうと、

2つあって、

一つは、乳酸菌や酪酸菌などの良い菌を外から取り込むってことです。

すでにお腹の中に住んでる善玉菌に援軍を送るみたいな感じですね。

ただし、外から取り込んだ乳酸菌とか酪酸菌っていうのは、そのまま腸に住み着くことってほとんど無くて、外に出ていっちゃうので、あくまで援軍として、すでに住んでる善玉菌の助けをするって意味合いになります。

そして、もう一つは、善玉菌の餌をしっかり取るってことですね。

腸内細菌って、善玉菌と日和見菌と悪玉菌っていますが、

善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌や酪酸菌の餌って、糖分か繊維で、

悪玉菌の主な餌って、タンパク質だったりします。

なので、糖分や繊維を取ると良いんですが、

普通の糖分は腸の中で消化されて体内に吸収されちゃうと、血糖値が上がったり色んな問題の原因にもなるので、消化しない糖分、

フラクトオリゴ糖とかガラクトオリゴ糖とかっていう難消化性のオリゴ糖をとるのが良いです。

その中でもオススメなのが、このフラクトオリゴ糖です。

アマゾンで買えるんですが、こういうのを、砂糖代わりに使ったり、

あるいはサプリみたいにそのまま飲んだり、そういうことをすると良いですね。

そして2つ目のオメガ3系の油をとるですが、

人の体の細胞の、細胞膜って、油でできていて、

どんなふうになっているかというと、

細胞の膜っていうのは、こんな感じでリン脂質っていうのが連なって膜を作っているんですが、

この膜の材料が、片方は飽和脂肪酸で真っ直ぐなんですが、もう片方が、
オメガ3
オメガ6
オメガ9
トランス脂肪酸
のどれかで出来てるんですね。

オメガ3っていうのは、この3つ目で曲がっているもの、オメガ6は6つ目で、
オメガ9は9個目で、
トランス脂肪酸はまっすぐなんですが、

この曲がってる所が3つ目だと、この幅が広くなるんですね、

そして、ここがバネのようになるって考えてもらうと良いんですが、

そうすると、隙間も大きくて、バネのように柔軟性がある細胞になるんですね。

ところが、これが、例えばトランス脂肪酸でできてたら、両方まっすぐなので、もう隙間がなくってガチガチに詰まった細胞になっちゃう。

トランス脂肪酸は最悪の油なので、極力避けたいですが、
例えばマーガリンやショートニングに入ってるので有名で、
スーパーとかで売ってるパン、裏面をみると、良く売れてるものほど、マーガリンやショートニングがしっかり入ってます。
こういうのは極力食べないようにしたほうが良いですね。

アメリカとかの海外の先進国では使用禁止とされている国が多いですが、何故だか日本では野放し状態で、表示義務すら無い状態で、
禁止されてる国からもガシガシ輸入されてたりしますが、
自分の身を守るためには、自分でそういうのをしっかり避けることも大事です。

ということで、トランス脂肪酸をいっぱいとって、
トランス脂肪酸で細胞膜が出来ちゃうと、柔軟性も無くて、硬い細胞になるんですね。

そうなるとどうなるかっていうと、脳の神経細胞もやっぱり細胞だから、

枝を伸ばして他の色んな神経細胞とつながって、必要に応じてネットワークを作って色んな回路をつくるから、色んな思考が出来たり、良い反応が出来たりするんですが、

硬いと、この枝が伸びたくても、なかなか伸びていけないんですね。

逆に柔らかいと、どんどん伸びていける。

だから、オメガ3の豊富な細胞膜だと、柔軟性が高いので、どんどん枝を伸ばして、色んな神経細胞とつながって、どんどん成長しやすいんです。

コレに関してはいろんな研究があって、

例えば、名古屋大学でやられたラットでの研究では、

2世代に渡ってオメガ6を与えたラットと、
オメガ3を与えたラットの学習能力を比べると、
親にオメガ3を与えたラットと比べて、親にオメガ6を与えたラットの子供は、学習能力が低かったなんて研究もあります。

母親がどんな油を取っているかで、変わっちゃうんですね。

海外ではコレとちょっと違いますが、人間の赤ちゃんでの研究で、

300人の未熟児に、オメガ3の含まれた母乳を与えた群と、
含まれない人工乳を与えた群にわけて、
7~8才次の知能指数を比較するっていう研究があるんですが、

これ、すごい研究ですよね。
当然結果を予想して実験のプログラム考えると思うんですが、
子供の一生に関わる問題ですから、多分現代だったら問題になって出来ないような研究だと思いますし、
すごい研究したもんだなと思いますが、

この結果は、オメガ3を含まない人工乳を与えた群の知能指数が、オメガ3を含んだ母乳を与えた群に比べると、10程度低かったっていう結果だったんだそうです。

脳って、生まれてから爆発的に成長して、だいたい6歳までに9割ぐらいの容量になるって言われてますが、

お腹の中にいるときからそれまでの間に、どんな油を取るのかで、かなり変わってきます。

その一つが、お母さんの体の中の細胞の油がどんなので出来てるかっていうことも重要になるんですね。

母乳で育てる場合も、できるだけお母さんがオメガ3の油をしっかりとって、オメガ3をしっかり含んだ母乳を上げるようにするとなお良いですね。

具体的には、極力魚を食べて、DHAやEPAを積極的にとることと、

アマニオイルやエゴマオイルなどを、できれば1日大さじ1杯分位を毎日とる、そういうふうにすると良いです。

小さい子供には、肝油なんかを食べさせるのが良いですね。

これが、2つ目の、オメガ3系の油をしっかり取るです。

そして、3つ目、亜鉛です。

亜鉛は神経細胞を作ったり、その枝を伸ばしたり、そういうことをするのに必要な栄養素です。

そして、細胞分裂やタンパク質の合成にも必要だったり、子供の成長には不可欠な栄養素で、

受精してから6歳くらいまでは、色んな細胞が爆発的に増えていく時期なので、この時期には特に必要な栄養素です。

この時期に足りないと、色んな問題を引き起こしますが、

神経細胞を作ったり、枝を伸ばしてネットワークを作っていくのに不可欠な亜鉛が足りてないと、当然、脳の発達にも悪影響を与えます。

逆に、十分に取れていれば、それだけで知能指数までアップするっていう研究もあります。

これも、妊娠前からしっかりとって、妊娠中も、授乳中も、絶やさないようにする必要があります。

また、お酒を飲んでも消費されますし、ストレスでも消費される栄養素なので、比較的不足しやすいので、

サプリなどでしっかりとっておくと良いですね。

亜鉛に関しては、普通の薬局で売ってるものとかで十分なので、そういうのを日頃から取るようにすると良いです。

ということで、子供の知能指数をアップする3つでした。

復習すると、

一つは、お母さんの腸内環境を良くすること。

もちろん、子供の腸内環境を良くして、いい状態で維持するためにも必要なので、

子供にも一緒に取ると良いですが、

乳酸菌や酪酸菌のサプリを取ったり、
繊維をしっかりとったり、フラクトオリゴ糖などを取ることですね。

そして、2つめが、オメガ3系の油、

魚の油や、アマニオイルやエゴマオイルをしっかり取ること、

できれば、1日大さじ1杯位を毎日取るようにすると良いです。

そして3つめが、不足しがちな亜鉛をサプリなどで補うことですね。

ぜひこの3つ、

これから子供が欲しい人も、
すでに妊娠中の人も、
授乳中の人も、
あるいは、お子さんにも、

やってもらうと良いので、是非やってみてくださいね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。