こんにちは!
GP法のTenです。

さて、今日は、「モヤモヤする、落ち着かない、そんな時にセルフで出来る催眠術」というテーマで、話をしていきたいと思います。

なんか、ストレスが溜まってたり、
なんだかわかんないけど落ち着かないとか、
なんだかわかんないけどイライラするとか、

まあ、ストレスが溜まってたりして、そういうふうになることってあったりしますよね。

そういう時に出来ることって色々あると思うんですが、

例えば瞑想とかをすると良いよとかってのもありますし、

気晴らしに軽い運動するとかもありますし、

色んな方法ありますが、

結構簡単にできる催眠のテクニックを応用した方法があって、

僕も時々自分でやることがあるんですが、

これが結構良いんですよね。

なので、今回はこの方法を紹介してみようと思います

催眠って言うと、知らない人からすると、

テレビとかでたまにやるような、ショー催眠的な、見世物的なものをイメージする人も多いかもしれませんが、

催眠療法っていって、結構真面目にやられてるものもいっぱいあるんですね。

というか、催眠っていったら、むしろソッチのほうが本流だと思いますが、

あまりメディアとかに出ることはないので知らない人は知らなかったりしますよね。

催眠の歴史はかなり古くて、
催眠の元祖って言ったら、動物磁気で有名なメスメルですが、

そこから、今で言う古典催眠っていわれるような催眠が生まれて、

そして、現代催眠って言われる、新しい催眠もあるんですが、

これは、現代催眠の父って言われてる、ミルトン・エリクソンって人がいて、

ミルトン・エリクソン以降で催眠の世界ってガラッと変わったなんて言われてたりもします。

そのミルトン・エリクソンの奥さん、

ベティ・エリクソンって言う人なんですが、

このベティ・エリクソンのやってた自己催眠の方法っていうのがあって、結構これがシンプルだし誰でも出来るとっても良い方法なんですよね。

いくつかバリエーションがあるんですが、

僕が知ってる一番簡単な方法と、それをちょっと応用した方法っていうのを紹介しますね。

やり方自体はものすごく簡単で、

人の感覚、五感ってありますが、五感って言うと、視覚、聴覚、体感覚、味覚、嗅覚ってありますが、
そのうちの3つをつかって、

V:ビジュアル、視覚
A:オーディオ、聴覚
K:キネステティック、体感覚

を順番に感じていくんですね。

座った状態でも、寝た状態でも良いですが、
座った状態として説明すると、

座って、全身の力を抜いて、リラックスした状態で、

まずは、Vを3つ感じていきます。
目の前になんとなく目に入ってくるもの、
何でも良いんですが、それに感情が結びつかないもののほうが良いですが、
目に入ったものを、まずは3つ描写します。

例えば、今僕はipadでこの動画を撮ってますが、
このipadが見えます、

そして、その向こうにカーテンが見えます、
そして、天井の色が分かります、

みたいな感じで、目に見えるもの、あまりキョロキョロしないで、前を向いたままで見えるものを描写していくんですね。

一つ一つを「そして」でつなげるのもポイントです。

これは別に声を出しても良いですが、声を出さないで心のなかで言ってもOKです。

そして、3つ言ったら、今度は、A、聴覚ですね、

例えば、エアコンの音が聞こえます、
そして、外を走る車の音が聞こえます、
そして、空気清浄機の音が聞こえます、

って感じで、これも3つ聴覚を描写していきます。

そして、次は、K、体感覚ですね。

例えば、座っている椅子のお尻に当たる感触を感じています、
そして、この着ているシャツが肌に触れているのを感じます、
そして、背中に当たる椅子の感触も感じます

って感じで、これも3つ、体感覚を描写していきます。

そして、VAKが一周りしたら、もう一度、Vから、今度は2回ずつ、

窓のガラスが見えます、
そして、時計が見えます

そして、

次にAで、

外の車の音が聞こえます、
そして、遠くで虫のなく声が聞こえます、

そして、
次はKで、
エアコンの風がかすかに肌に当たるのを感じます、
そして、息を吸ったり吐いたりしているのを感じています

って感じで、VAKまた一回りしたら、今度はまたVAKを1回ずつ、

ってやっていると、だんだんと、体の力が抜けてきたり、
意識がカラダの中に入ってきて、ちょっとずつトランス状態に入ってきたり、
あとは、目が重くなってきて、目を閉じたくなってきたりするかもしれませんが、

目を閉じたくなってきたら、そのまま目を閉じてもらって大丈夫なので、目を閉じたら、Vの視覚は飛ばして、Aの聴覚と、Kの体感覚をまた、順番に感じていけばOKです。

そうしてると、段々と眠くなってくる感じがするかもしれないですが、
それがトランス状態ってことですね。
何も考えてない、無な状態になったら、そのまましばらくボーッとしてれば良いです。

まあ、一種の瞑想状態でもありますね。

もし、その中で自分で自分に良い暗示とかを入れたければ、
例えば紙に書いておいて、ある程度トランスに入った状態でそれを読んでもらっても良いですよね。

あとは、これを始める前に、自分で自分に、
これこれこういう暗示を入れたいので、よろしくねって感じで無意識さんにお願いしてから始めるっていうのも良いですよね。

また、時間についても、始める前に、何分くらいでよろしくねってお願いしてから始めるっていうのもありです。

あまり慣れてない人は最初は何日か練習が必要かもしれませんが、これをやってると、トランスに入る感覚もだんだん分かってきます。

あとはこの応用としては、

ある程度慣れてきたら、今度は、一つ一つ具体的に描写しなくても良くなってくるので、

見て、聞いて、感じてって頭の中で唱えながら、

見て、って言ってる時に、視覚に入ってくるものをただ感じるようにして、
聞いてって言ってる時に、聴覚に入ってくるものをただ感じるようにして、
感じてって言ってる時に、カラダに感じてるものをただ感じるようにして、
って繰り返すだけで、トランスに入れるようになるので、
そういうやり方もありますね。

すごく簡単な方法ですし、この方法を続けていくことで、
気持ちも落ち着いてきますし、
自律神経なんかも整っていきますし、
色んな良い効果があるので、
なんかモヤモヤするな~とかって思う人はこの方法を試してみたら良いかなと思います。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。