こんにちは!
GP法のTenです。

前回まで、この「霊療術聖典」から、色々紹介してきましたが、今回もその続きです。

これまで、
野口整体の邪気払いのルーツである、松本道別の深息法のなかの邪気呼出法や、生気吸入法、
病元全療術の邪気吐出法や、

野口整体の活元運動のルーツの一つかもしれない、活元治病法や、

野口整体の合掌行気のルーツの一つかも知れない、洗心流靈氣療法の霊氣能力のアップ法などを紹介してきましたが、

この本、まだまだ面白い方法いっぱい書かれています。

今回もその続きで、この本の中から紹介したいと思うんですが、

今回は、「身心一致瞬間鍛錬法」
っていう、寝る前とか、朝起きたときとか、ちょっとした時間にやることで、
カラダが整って元気になる、そんな方法を紹介したいと思います

では早速、始めて行こうと思いますが、今日は瞬間鍛錬法っていう方法を紹介します。

これ、やり方を聞くと、ちょっと拍子抜けしちゃうかも知れない、そんなメチャメチャ簡単な方法ですが、

ちょっとした体の歪みとか疲れとか、そういうのには結構効果あると思うので、是非試してみてくださいね。

方法は、まずは、仰向けに大の字になって寝ます。

そして、両足、両腕を閉じて、

手の先と足の先に力を入れて、
肩を下げて緊張させながら、

肩と両足のかかとでカラダを支えるように、グイッと持ち上げて、

その状態で30秒間保持します。

そして、30秒たったら、一気に力を抜いて、ストンと脱力します。

そのまま、何も考えないでしばらく、30秒くらい、ボーッとします。

簡単ですよね。

まあ、知ってる人がこれを見ると、これ、高橋整体だよねって思うかも知れませんが、

多分、それが元ネタだと思います。

高橋正体自体は、大正時代のものなので、この本が出たのが昭和9年なので、

高橋 迪雄(たかはし みちお)の正体術矯正法の中の整体術がベースになってるんじゃないかなと思います。

正体術矯正法っていうのは、本もあるんですが、

正体術、整うカラダじゃなくて、正しいカラダとかいて正体術なんですね。
ちなみにこの本は昭和3年発行なので、
こっちの例療術聖典が出る、だいぶ前に出版されてますね。

この正体術矯正法は、正体術と矯正法がセットになってて、

カラダが崩れてる人は、矯正法で矯正して、
正体、ある程度正しい体になった人には、この正体術でそれを高めて維持するみたいな感じなので、

ある程度を越えて体が崩れてる人にはこれだけでは難しいかもしれないので、

体をある程度整えた上で、さっき説明した方法をやると良いですよね。

そういう意味では、整体に来たお客さんとかに、家でのケアとして教えるっていうのもありなんじゃないかなと思います。

次回は、今度は違う霊術の本から面白い方法、不問診断霊鑑法っていう、その人の体の異常の原因を簡単に突き止める方法っていうのを紹介しようと思いますので、楽しみにしててくださいね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。