久々の症例です。

この方は同業者。(^_^;)

はるばる岐阜からの来店です。

スノボーで墜落して肩を強打、それで左肩上腕骨を骨折したんだそうな。

しばらく固定していたとの事で、既に骨折から2ヶ月立っていたのでその患部周辺をメインに。

まずは動作チェックで痛みが出る場所とどんな動作で出るのかを確認。

まあこういう場合は色々とやり方はあるんですが、やっぱり受傷時のダメージの蓄積もあるし、回復期に固定していたことによるものもあるしなので、患部周辺に直接アプローチする方が手っ取り早い。
(遠いしある程度早く良い結果をだすとなるとね。)

その前に綿棒を使って簡単に全体のバランス調整を。

ついでに、まずは全体のバランスをみながら簡単な調整&検査としてクラシカルで足から初めてある程度ルーチンに沿って肩まで。

これで簡単なものは開放しておいて、後は細かな部分を。
(ちなみにクラシカルはまだ僕が専門じゃないので最初に検査を兼ねて使っただけですがちゃんと使える人だったら多分これだけでいけるものです。念のため。)

って事で、その後はGP法でまずはその周辺を施術。

緊張が集まってる所を一つずつ(といっても患部周辺はかなりぎっちりと固まってたのでほとんど全体という感じで)施術。

まずはこれをやっておかないと緊張を保持したままで全体のバランスをとってもしょうがないもんね。

で、やり過ぎない程度にローテーターカフその他の緊張を取り除いてから全体へ。

最近いつも使ってる3教極めがやはり患部周辺の痛みのため出来ないので個別に関連部分を調整。

ホンの半年前まではその方法を見つけてなかったので個別にやってたんだけど、たまに全部をそれでやるとなるとちょっと面倒なんですね~。(^_^;)

その後、クラシカル風に脊椎のオシレーションをしつつも部分的にも調整。

動作確認をした所、動作時の痛みはかなり改善したとの事。(でも完全ではない)

痛みは主観ですからね~。いくらもう大丈夫と思っても一応確認しなくっちゃ。

そして、最後に首と頭を軽く調整。

頭に関してはアゴを強打しているということでチョット細かくやってみたが、そんな最近の問題でもないようなとっても古そうな問題があったので、それについては軽く動きを出す程度にやろうと・・・。

多分○○○○だと思ったので、家に帰ったらお母さんに確認してねと一応言いながら、側頭骨周辺を軽く動かすつもりで触れる。

すると、思いがけずじわ~っモニョモニョ~っと動き出しちゃって途中でやめられなくなっちゃって・・・。(^_^;)

しょうがないのできりが良い所まで動かしてから全体のリバランス。

やっぱり分かってる人だと反応も早いし説明も少なくてすむので楽でよいんだけどこういう反応もありがちなんですよね~。

多分ものすごく楽になったと思うんだけど、いきなりしょっぱなからやる内容じゃないよね。

その反動が出なきゃ良いけど・・・。(^_^;)

ま、多分あのカラダなら大丈夫だと思うんですけどね。

今日はチョット一杯やりながら書いたので文章がチョットな部分もありますが久々の症例という事で・・・。

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