こんにちは!
GP法のTenです。

さて、今日は、「知っておきたい季節と体の変化」というテーマで、話をしていきたいと思います。

人の体って、季節によっていろんな影響を受けていて、
春なら春のカラダ、
夏なら夏のカラダ、
秋なら秋のカラダ、
冬なら冬のカラダ、
って感じで、季節ごとにカラダって変化してるんですが、

施術をしてると、なんか最近体のこの辺りが気になる人って多いよねなんて思うことも結構ありますよね。

それが、季節的な影響から、カラダにでてることがあったり、
っていうことも非常に多いと感じています。

そんなときに、季節ごとの体の変化っていうのを、全体の1年の流れとしてザックリとでも知っておくと、人の体を見るときに結構役に立つんですね。

なので今回は、まずは1年の体の変化の大枠というか、大雑把にこんなふうに変化してるんですよって話をしてみたいと思います

まずはものすごく大雑把に、
人の体って、暑い夏に適応するための、夏のカラダと、
寒い冬に適応するための、冬のカラダがあって、
その中間である、春と秋は、その夏の体と冬のカラダの入れ替わりの季節、そんなふうにまずはザックリと思っておくと良いですね。

そして、夏のカラダって、全体的に緩んだ状態で、
熱を外に逃さないといけないので、筋肉も弛緩して、
カラダは開いている状態で、

そして、冬のカラダって、全体的にギュッと締まった状態、
熱を外に逃さないように、筋肉もギュッと緊張して、
カラダは閉じた状態なんですね。

そして春は、閉まってる状態である冬のカラダから、
開いてる状態の夏のカラダに変わっていくために、
頭が開いて、肩甲骨が開いて、骨盤が開いてって順番に変わって夏のカラダに変わっていくんですね。

そして逆に、秋は、
開いている夏のカラダから、閉じている冬のカラダに変わっていくために、
骨盤が閉まって、肩甲骨が閉まって、頭が閉まるって順番に変わっていって、冬のカラダに変わっていきます。

そんなふうに思っておくと、
施術のときにポイントに成りやすい場所ってわかりやすくて、
季節の変わり目で、

春の初期は頭蓋で、中盤が胸郭周り、後半が骨盤って感じだし、
秋の初期は骨盤関係、中盤が胸郭周り、後半が頭蓋って感じ
って覚えておくとわかりやすいですよね。

なので、
春だと初期は頭蓋に関連する問題が多かったりとか、
中盤は呼吸器系の関連から花粉症とかになりやすいとか、
後半は、骨盤関係で、左右のバランスが取れない状態で開いていくと、腰に問題が起きやすい、春のぎっくり腰になりやすいとか、そういう傾向があります。

実際にはここから梅雨に入っていくと、これに湿気の問題が加わって、呼吸器系だったり、泌尿器系だったりに問題が出やすかったりとか、ちょっと複雑になりますけどね、
そんな感じで冬のカラダから春のカラダに変わっていきます。

そして、秋だと、初期は骨盤が歪みやすくてそこからネジレが起きやすいとか、ぎっくり腰とかの腰の問題が起きやすかったりとか、
中盤だと呼吸器系で、この時期にも花粉症になりやすかったり、あとは喉風邪をひきやすかったりっていうのがありますよね。
そして、後半は頭蓋に関連する問題が起きやすいとか、
そういうのがあって、

野口整体なんかだと、秋の後半は頭蓋の季節とかっていって、頭蓋の調整をすると、ものすごく色んな反応が出やすい季節で、
この時期に、頭の調整をすることが多かったりしますよね。

ざっくりとですが、1年の体の変化はだいたいそんな感じに変化してますよって言うのを大雑把に捉えておくと、色々見やすくなると思うので、参考にしてもらうと良いかなと思います。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。