ども、Tenです。
最近、風邪が流行ってるんですかね~、
当院に来るお客さんも、風邪を引いてって方が結構います。
でも、2種類に分かれるんですよ。
一つ目は、
「風邪を引いたから予約を~」
って言って来るお客さん、
もう一つは、
「風邪を引いたので、予約をキャンセルします~」
っていうお客さん。
風邪って整体でもある程度対処できちゃったりもするんですが、あまりそういうイメージって普通の人は持ってないんですね。
まあ、当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね。(^_^;)
その昔、鳥インフルエンザなんかが流行った時、アメリカの某オステ協会がインフルエンザにオステが効くんだよって話を発表してたことがあったけど、
結構効いちゃったりもするんです。
基本的には野口整体なんかで言うのと一緒で、
風邪っていうのは、免疫を高めて外敵と戦うためのカラダの反応なので、その反応を正常に経過させることが出来れば、早く良くなって、しかもそれ以前よりも調子が良くなっちゃったりするもんなんですね。
風邪の効用なんて本もありますが、風邪って実は必要なカラダの反応だったりするので、それを封じ込めるんではなくって、スムーズに経過させるようなことをすれば良いんです。
必要な栄養を取って、カラダの循環を良くして、温めて、そうやって経過させることで、意外に早く良くなったりしますよ。
逆に、風邪薬なんかを飲むと・・・、
これは実は逆効果だったりすることも多々あると考えています。
そもそも風邪薬って、風邪の薬ではなくって、風邪によって引き起こされる諸症状に対するための薬なんですね、
ところが、この風邪によって引き起こされる諸症状って、実はカラダが外敵と戦って実を守るために自分で起こしているものだったりもするわけで、
これを薬で封じ込めちゃうってことは、どういうことかって言うと、
カラダが外敵に対処するために、例えば体温をあげたりして戦っているのを、解熱剤で体温を下げたら、免疫は落ちて、充分に戦えなくなっちゃう。
少ない戦力で外敵と戦うしか無くなっちゃうんですね。
そうなると、症状的には軽く治まったように感じるかもしれませんが、
どうしても長引いちゃう。
体温を上げて、大きな戦力で外敵に立ち向かおうとしてるのに、強制的に体温を下げられて、少ない戦力で戦うことを余儀なくされちゃうわけです。
まあ、仕事とかでどうしても休めないとか、そういうタイミングだったら、まあしょうがないかなって気もしないでもないですが、出来るだけカラダの正常な反応には逆らわずに充分に働かせてあげるってことが大事なんじゃないかなって思います。