ども、Tenです。

普段Tenが施術する時、

痛みとか違和感とかを相手に聞きながら変化をお互いに共有できるようにしてるんです。

例えば、

Ten「ここ、痛いですか?」

お客さん「はい、」

Ten「じゃあ、こうすると、痛みはさっきと比べてどうですか?」

とかっていう感じで聞くんですが、

その時の返しで、

「さっきより楽になりました」

っていう場合と、

「まだ痛いです。」

って帰ってくる場合とあるんです。

これ、どっちの人が治りが早いと思います?

・・・、

これ、

圧倒的に前者なんですね~。

つまり、

前者の場合、良くなる事に意識が無いてるけど、

後者の場合、まだ悪いってことに意識が無いてる。

後者の人って、結構な確率で色んな言葉の端々がネガティブな言葉のオンパレードだったりします。

ま、Tenはポジティブ信者ってわけではないので、何が何でもポジティブな言葉を使わないとなんて思ってるわけでは決して無くって、

両方をバランスよく、「ありのままに」意識できる事が一番良いと思ってるんですが、

でも、

悪いところにばかり意識が無いてると、その悪いことを引き寄せちゃうんです。

この場合だと、悪いことって治らないとか治りが悪いってことなんですが、

やっぱそういうのってものすごく影響するんですね。

人によっては出てくるありとあらゆる言葉がそういうネガティブな言葉だったりして、

そういう人ってやっぱりメンタル的にもかなり低下してたりして・・・、

結構話をしてても辛かったりすることあるんですが・・・、

でも、少しずつこちらからの言葉かけを変化させていくことで受け答えって変わってくるんです。

例えば、さっきと同じように、

Ten「ここ、痛いですか?」

お客さん「はい、」

Ten「じゃあ、こうすると、痛みはさっきと比べてどうですか?」

お客さん「まだ痛み変わってないです。」

とかって返されたりして、

でも、触った感触はものすごく変わってたりとか、

そんな時には、スケーリングクエスチョンを使ったりします。

Ten「じゃあ、さっきの痛みを10としたら、今はどの位ですか?」

とかって感じ。

そうすると、お客さん、う~んって感じでしばらく考えて、

「5位です。」

とかって帰ってくればまだ良い方。

結構ありがちなのが、

「まだ痛いです。」

って、質問したことと違う答えが帰ってきたり・・・。

そんな人はホントに多いです。

感覚がだいぶ鈍っちゃってて変化に意識レベルで気が付けない状態だったり、それとリンクする感じで言葉の理解度が低くなってたり・・・、

カラダと言葉ってかなりリンクするんですよね~。

そういう時は、例えば、

「でも、さっきは痛みで思わず足が上がっちゃう位だったけど、でも、今は平気な感じでいますよね」

とかって、状況を描写していくことで、少しずつ違うことに気がついたり・・・、

そうやって現実と感覚のズレを少しずつ認識してもらって、

段々と、痛みのスケール(ものさし)が出来てくると、段々と変わってくるんです。

そして、痛みのものさしが段々正確になってくるに従って、

不思議なことに出てくる言葉も変わってきたりします。

不思議ですよね~。

人って実は、無意識のうちに周りの状況を自分のものさしで勝手にはかってて、

そこで勝手にフィルターをかけてて、

それに見合った情報しか聞こえないし見えないし感じないんです。

なので、そのものさしが変わってくると、不思議なことに見える世界も変わってくるんですね。

そして、見える世界・感じる世界が変わってくると、

行動や言動も変わってきて、

そして、副産物的に色んなものが良い方向に変化していく、

そんなことが多分起きてるんでしょうね~。

なので、そういう人が来られると、以前はものすごくツラかったんですが、

最近は、これがあと何回くらいでこの位まで変わるのかな~?

そして、そこからあとどの位したら、あの位まで変わるのかな~?

なんて思いながらやると、ツライのも結構逆に楽しみになったりして。

ココロとコトバって深くリンクするって話はよく聞く話ですが、

さらに、カラダとコトバがリンクするって思うと、

カラダとココロとコトバがそれぞれに影響しあって、色んな変化を引き出すんだなって思います。