こんにちは!
GP法のTenです。

ちょっと前に、霊術の話を何回かに分けてしたんですが、
僕の趣味的な内容っていうか、
僕が面白いって思う内容なんだけど、かなりマニアックな話題だし、
興味ある人少ないのかもな?って思いながら、やったんですけど、

一部のマニアな人にはかなり好評だったみたいで、

あとは、こういうのをちゃんと紹介してる動画って探してみてもほとんど無いので、これからまた何回かに分けて紹介してみようかなと思います。

それで、ホントは松原皎月の霊術大講座の方から紹介していこうかなって思ったんですが、

一旦これは置いといて、

もっと有名な、多分霊術とか古い療術とか古い整体とか、そういうのに興味がある人だったら名前は絶対知ってるよねっていう、松本道別って人がいるんですが、

当時は、霊界の三傑とか、霊界の三元老の一人とかって言われたり、
霊術界の大久保彦左衛門とかって言われてた、超有名な人で、

野口整体の野口晴哉の師匠だったことでも有名ですよね。

この松本道別の霊学講座って本から順番に紹介してみようかなと思います。

ちなみに、
松本道別、普通は音読みでどうべつって言ってますけど、
この本を復刻するにあたって、出版社の人が松本道別の子孫に挨拶に行ったときに聞いた話だと、
松本ちわきって読んでたなんて話もありますが、

そもそもこの松本道別っていうのも本名じゃなくて、本名はどうやら松本順吉って名前だったみたいですね。

この霊学講座は、
修養編、伝想編、
催眠編、
学理編、治療編、
帰神交霊編、観念応用実験編
っていうのに別れてるんですが、

この一番最初、一番の基本になる、修養編っていうのの中から、今回は、数息法について紹介したいと思います

霊術を学ぶ上では、まずいちばんの基本というかベースとして、呼吸法があるよっていうのがあって、

その中で、この霊学講座では、
深息法、数息法、強息法っていうのがあるんですが、

この最初の深息法っていうのは以前このyoutubeの中でも紹介したので、まだ見てない方はそちらも見てもらうと良いと思いますが、

その次にやると良いっていうのが、数息法です。

禅とか瞑想とかやったことある人なら、数息観とかって聞いたことあるかもしれませんが、

それと一緒で、呼吸の数を数えることで、精神を統一する方法で、

これを続けることで、精神が整うだけでなく、

内臓の働きも整って、一切の処病は取り除かれて、
寒い部屋にいてもカラダはポカポカになって、
更に続ければ、
天眼通とか、天耳通とか、宿命通とか、の神通力が現れるって書かれてます。

ただ、こんな能力は魔境なので、そこにとらわれないようにとも書かれてますけどね。

そして、これを続けていると、段々と息は長く小さくなって、胎息っていう状態になっていって、

そうすると、心臓や呼吸だけじゃなく、内臓諸器官には、それそれ一定のリズムが合って、
そのリズムが乱れるから、病気が起きるんだから、
そのリズムがこれによって整うことで、
自律神経も整って、
精神も整って、
内臓も整って、病気もなくなる、
そんなふうに書かれてますね。

ではこの数息法のやり方ですが、

床にあぐらでも正座でも、椅子に座っても、何でも良いけど、やるなら半跏趺坐が一番良くて、

こんなふうに座った状態で、手は軽く組んでこの辺りに置いて、
その状態で、まずは準備として、
軽くカラダを動かして全身の緊張をとってリラックスして、

ここで、3回、目を閉じて、邪気を口から吐きます。

ここまでが準備で、この状態で、鼻で息を吸ったり吐いたりするんですが、
このときに、大きくいきをすおうとしたりする必要はなくて、あくまで自然に呼吸しながら、
その呼吸を、1つ、2つ、3つ・・・
って数えていきます。
この本には先に息を吸うとも吐くとも書いてないですが、数息観では吐く息を先にすることが多いと思うので、それに合わせてやると良いかもですね。
100まで数えたら、親指を追って、また、1,2,3って数えて、
っていうのを続けて、1,000回までやるのが基本です。

やること自体はすごく簡単ですよね、

ただ、ひたすら呼吸に意識を向けながら、数を数え続ける、それだけです。

以前紹介した深息法もシンプルな方法でしたが、
こういうシンプルで基本的なことを日々続けるってことが大事ってことですよね。

次回はこの続きで、
動物的活力を盛んにして体力を増進する呼吸法っていう、
強息法っていうのを紹介したいと思いますので、
次回も楽しみにしていてくださいね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。