ヘルニアの謎3 -ホントにヘルニアだったとしたら?

前回は、椎間板ヘルニアの診断に関するお話でした。

過去の記事
ヘルニアの謎 -ヘルニアになったってホント?
ヘルニアの謎2 -ホントのヘルニアって?

今回は、病院で実際に色んな検査をして、確かに椎間板ヘルニアでしょうという確定診断がなされた場合のお話です。


一般的な病院では診断を確実に行えば、事後療法、対症療法に突き進む事になります。
具体的には、もう出来てしまったものはしょうがないとして保存療法を行うというのが一つ。
もう一つの選択肢は、出来てしまったんだから手術をして患部を取り去ろうという方法。

実際の具体的な方法論としては様々な方法がありますが、やることはほぼこの2つだけです。


つまり、じゃあ何故それが出来たの?って話は全く医者の範疇外ということになるわけですね。
(一応お断りすると、そうではなく原因治療(=本治法)を目指すところも一部あるようですけど、一般的ではないようですね。)


さあ、やっと本題です。


じゃあ何故それが出来たの?

この答えは?



恐らく殆どが筋筋膜性の異常によって機能障害が起こり、その結果、持続的に筋肉によって骨に負荷がかかり続ける事によって引き起こされたんだと思います。


では、なぜ筋筋膜性の異常がおきたの?

これ関しては、それはどこかの骨折や捻挫・打ち身かもしれませんし、手術等による筋膜系の癒着かもしれません、皮膚や筋肉を切断するような事故であったかもしれませんし、お腹の問題からかもしれません。
あと、比較的多いと感じるのは腰部を上手くつかえていない事によって、その補償を上半身、腕や肩や首周辺の筋肉で負担する事によって起こるという事も多いようです。

それには様々な理由があるのでしょうが、その結果起こった筋膜の異常と言うのが大本の原因だと考えて間違いないと思います。
(筋膜というのは、色んな性質を持っていますが、癒着を起こしやすい性質も持っているのです。)


じゃあ、どうすれば良いの?といった場合、実は、以前に書いた椎間板ヘルニアでなかった場合と同じく、筋筋膜系に働きかける方法を取る事で軽減する事は十分に可能だと考えています。

前にも書きましたが、繰り返し書くと、このような療法には次のようなものが主にあります。(他にもあるかもしれません。)

オステで言えば筋筋膜リリースだとかクラニオ、それからストレイン・カウンターストレインとか。カイロ系で言えばAK(アプライドキネシオロジー)の系統とかSOT(仙骨後頭骨テクニック)とか。あと違う手技ではSI(ストラクチキュアルインテグレーション、いわゆるロルフィングですね)とかがその代表です。


実際に、うちにきたお客さんの中でも、MRI画像で大きくみえた頚椎の椎間板ヘルニアが(実際に見せてもらいました。)、3ヶ月の施術で殆ど確認できないくらいにまで小さくなったという例があります。

そう、以前の書き込みで、医者ではヘルニアを十分に確定してもしなくても次のアクションは同じだから云々と書きましたが、実は整体でも同じなんですね。

(だからと言って、な~んだ、じゃあ、何件もの病院を廻って確実な診断を行なう必要なんて無いじゃん!!なんて思わないでくださいね。状態の把握はとっても重要なので、必ず、まず最初に病院に行ってください。知っていて行なうのと知らないで行なうのとでは全然違いますから。)

ただし、重要な事ですが、筋筋膜系の療術を行っていると名乗っていても、あくまで手技ですので技術が十分に無ければ対応できないという事は知っておかないといけません。
病院の場合には壊されるなどという事はあまり無いでしょうが、整体(カイロ・オステ含む)は壊されるという事が実際に起きうる場所ですから、十分にリサーチをして十分すぎるほどの確認をしていく必要はあると思います。

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