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「仕事をしていても、いい意味で緊張感が取れている感じがします」

「前は寝ても疲れが溜まる一方だったのに、最近はちゃんと抜けるようになって……」

定期的なケアにいらしてくださっているAさんが、施術ベッドに腰掛けながら、ふっと柔らかな笑顔でそう話してくださいました。

仕事や日々の忙しさのなかで、「常に力が入っていて、リラックスの仕方がわからない」「休んでも疲れが抜けていかない」と感じることはありませんか。

施術室での対話とからだの様子

Aさんは訪問のお仕事をされていて、特に夏の暑い時期は移動の距離も多く、車での移動や外回りだけでもからだに大きな負担がかかりやすい環境にいらっしゃいます。

最初に来院された頃は、目の奥の疲れや頭の重さ、お尻のこり、首や肩甲骨の重さ、さらには昼食後にお腹がひどく張ってしまうなど、からだ全体に慢性的な疲れと緊張を溜め込んでいらっしゃいました。

「目の疲れや頭の重さは、今はいかがですか?」とお聞きすると、
「最初は10だったのが、今は半分くらいの5くらいです」とのこと。

気になっていたお腹の張りについても、
「お昼ごはんを食べたあとにすごく張っていたのが、最近は気にならなくなって。張ることはあっても、前みたいにひどいことはないです」と、からだの変化を話してくださいました。

何より嬉しかったのは、「疲れが溜まっていかなくなって、ちゃんと抜けるようになってきた」というお言葉でした。

以前は朝起きるのも重かったのが、朝もスムーズに起きられるようになり、夜も早めに休めるリズムが続いていらっしゃいました。

からだの状態を確認させていただくと、お尻のあたりに少し重さやこわばりがあり、触れると痛む場所もありましたが、ベッドに横になっていただき、緊張をそっとほどくアプローチを行っていくと、
「さっき痛かったところが、全然痛くないです」と、こわばりがふーっと緩んでいきました。

頭に触れさせていただいたときも、「すごく楽な感じがします」と、深く落ち着いた呼吸になられていました。

日常の栄養のお話にもなり、「タンパク質を意識して、朝の卵やプロテインを増やしているんです」と話してくださったAさん。

タンパク質はからだをつくり直す大切な材料です。
維持するだけで手のひら3枚分、回復や修復を促すなら手のひら4枚分が目安になります。
もっと言えば、本当は手のひら4枚分あるといい。

そして、そのタンパク質をからだの中でスムーズに変換・活用していくためには、ビタミン類を一緒に摂ってあげることがとても大切です。

「できることから1つずつ、でいいんです。サプリでも手軽なお野菜でも、やりやすい方法でやってみてくださいね」とお伝えすると、Aさんは「それなら続けられそうです」と笑顔で頷いてくださいました。

からだで起きていたこと・安心を思い出すアプローチ

以前のAさんのように、仕事中も常に気が張って力が抜けず、休んでも疲れが抜けない状態が続いているとき、からだの中では何が起きているのでしょうか。

責任感が強く、真面目に仕事や日々の役割に向き合っている方ほど、無意識のうちに脳が「常に臨戦態勢(警戒モード)」に入りっぱなしになってしまいます。

すると、自律神経の交感神経が過剰に働き続け、筋肉は無意識にキュッと縮こまり、胃腸などの内臓の働きも緊張で滞りやすくなります。
昼食後にお腹が張って苦しくなったり、首や肩甲骨がガチガチになっていたのも、からだが緊張をほどけなくなっていたサインでした。

警戒モードのままでは、いくら睡眠時間を確保しても、脳が「休んでいい」と安心できないため、疲れをうまく手放せず、どんどん溜め込んでしまうのです。

でも、からだが「ここはもう警戒しなくていいんだ」「力を抜いても大丈夫なんだ」と安心を思い出すと、脳の警戒モードが自然に緩んでいきます。

Ten整体院では、固まった筋肉を無理に強く揉みほぐしたり、ボキボキ鳴らしたりするようなことはしません。
からだが安心できる優しい刺激で緊張をそっとほどいていくと、からだ本来の「自己調整力(回復力)」が息を吹き返します。

Aさんが「仕事をしていても、いい意味で緊張感が取れている」「疲れが溜まらなくなった」と感じられるようになったのは、からだが本来の安心のリズムを思い出し、余分な力を入れずに過ごせるようになってきたからです。

限界まで我慢するのをやめて、自分との信頼関係を取り戻す

暑い中の移動やお仕事の忙しさの中で、あなたのからだは倒れてしまわないように、必死で力を込めてあなたを支え続けてくれたのですね。

感覚が麻痺するほど力を入れて走り続けてくれたご自身のからだに、「今までずっと守り続けてくれてありがとう」と、そっと声をかけてあげてほしいのです。

でも、「もうこれ以上、自分をすり減らすのは終わりにしたい」「自分との信頼関係を取り戻して、これからの人生を自分の足で自分らしく歩いていきたい」と願うなら、もう一人で抱え込まなくて大丈夫です。

どんなに少しずつだとしても、その変化の積み重ねこそが、あなたがあなたらしく生きていくための確かな土台になります。

正しいことをじっくり続けていけば、こころもからだも必ず応えてくれる。
私は、そう信じています。




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