ぎっくり腰で歩けない
症例:50代 女性
主訴(主訴):
ぎっくり腰施術内容と経過:
母の友人から夜遅く電話があり、ぎっくり腰なので今から見て欲しいとの事。実はそのとき既に寝る準備も済ませてビールをちょっとのみ始めた頃だったけど、しょうがないので少しだけならということで見ることに。
息子さんが担ぐようにして来院。
歩くのもつらそうで、まっすぐ立つことも出来ない。
ベッドに寝ることも出来ない状態だったので、座位でまずはテーピング。
普通ならこれで痛みも和らぐところが全然ダメ。
その他色々試してみるが効果なく、う~んと悩んでしまいました。
途方にくれていた所、ふと○○流秘伝の腰痛のポイントを探してみようと思い、痛い場所との対応をとりながらそこを押さえてみると、
「あれ?痛みがなくなりました!」
と言って、すくっと立ち上がった。
「お!!」
と思ってそこのポイントから指をはずすとまた痛みが戻る。
そこで、そのポイントに対してGPを行って再度立ってもらうと・・・、
あら不思議!
もう痛みはほぼ無くなっていました。
酔っ払いで施術してもろくなことはないので、とりあえずココまで。
細かな調整は後日と言うことで終わりにしました。
ここまで約10分程度だったと思います。
Tenのセミナー等でも伝えているぎっくり腰の必殺技の誕生の瞬間でした!
その後、いろんな人でこの方法を追試して腰痛のための方法としてまとめ、さらにそこから発展させて腹部や腰部を遠い場所から変化させる方法にまで発展させる事が出来ました。
Tenが開業間もない頃のとっても印象的な思い出に残るケースでした。