脳梗塞後の手のシビレ
症例:60代 女性
症状(主訴):
朝方、目が覚めてすぐにヒドイめまいがして立ち上がれない。救急車でそのまま病院へ入院、脳梗塞と診断された。障害はほとんど残らなかったが、両腕のシビレが残るとの事。
施術内容と経過:
病院にお見舞いに行って、その場でコッソリと検査。首の上部(頚椎2番)の左右に大きな硬結があり、そこをカウンターストレインを使いリリース。
右側の硬結が取れた瞬間に、
「あ!右手のシビレが無くなった!」
といって喜ばれた。
しかし、同じように左側にアプローチするが、その硬結は取れず。
その後リハビリでかなり改善したが今もシビレは多少残るとの事。
脳梗塞などの後遺症は、脳神経の問題と、カラダの防御的な反応による緊張が残ることによるものとあると感じていたが、これもそのせいかと感じました。