吉宗さん、コメント有難うございます。

>今まで拝見してもぽちっと押して足跡も残さずに
>帰っておりました‥ すみませんっ

いえいえ、とんでもない。

読んでいただいて有難うございます。

それだけでもう、嬉しいです。

>自分のブログにアドバイスを有難うございました。

>自分も話をするのは苦手っす。
>今通っている先生は黙々と治療をされるタイプの
>方で会話はあまりありません。
>いつも忙しそうですし
>でも明日は勇気を出して相談してきます

頑張って相談して見てください。良い結果になることを期待してます。

えっと、いきなりこれを読まれた人はわからないと思いますが、吉宗さんのブログで、書かれていたお話。

引用すると長くなっちゃうのでしませんが(直接↑へ飛んで見てくださいね。)、要約すると、整体に通っても通っても、普段の生活で身体を痛めつけるので、きりが無い。

きりが無いので、整体の先生にも悪いし、通うの辞めちゃおうかな?という事で悩まれていたんです。

基本的に、整体などは民間療法なので、身体のメンテナンスとして通うのが一番良い形だと僕は思ってます。

生活のなかでどうしても無理をする時ってありますし、そうでないときもたまにはあるわけですから、その時点での最良の状態に肉体を置くためには常にメンテナンスをしておくと言うのが良いと思っています。

そして、吉宗さんは空手の指導員をされているという事だったので、身体運用を見直して、原因を取り除く作業が必要では?という事をコメントとして書かせていただきました。

人間の身体の制御って、みなさんちゃんと的確にやってると思っていますが、実はかなりファジーに動いてます。

ところが、武術などをやると、このファジーな動きだけでは対応できないので、いろんな事を工夫して身体操作を行うようになります。

この時に、身体構造を明確に理解していないと、間違った身体構造に対する理解に基づいて身体運用を改造してしまったりします。

これの怖いことは、真面目な人ほど被害が大きいという事です。いい加減な人は良いんですが、真面目な人は、たとえ間違った方向であっても一生懸命に突き進んじゃいますからね。

これが身体に負荷のかかる原因の一番大きな部分では無いかとおもいます。

これは武術だけではなく、肉体を使うスポーツなどでは共通する話です。

ゴルフで身体を痛める人が多いって話を以前に書いたことがあると思いますが、これも同じ。

ゴルフなんかは、目的がはっきりしていて、その目的に肉体を無理にあわせようとする人が多いから、肉体に無理が生じて、最終的に壊してしまう。それと同じです。

一番大きな問題は、身体構造理解に対する錯誤といいますか、間違った身体に対する認識に現実の肉体をあわせようとすることによって、肉体に無理が生じて、最終的に壊してしまうという事です。

例えば、腕です。

腕の付け根は、普通の人の認識としては、肩関節から始まっていると認識していると思います。

これは、骨格上は(実際に骨格標本なんかを見るとわかりますが、)胸鎖関節から始まっていると認識するべきで、筋肉から考えると腰から始まっていると認識するべきなんです。

実際に腕を肩の高さより上に上げる時というのは、肩甲骨が上に上がることによって上がりますが(※)、これを、(実際には肩甲骨の異常で動きが悪いのに)腕の始まりが肩関節だと間違った認識をしているから、無理に肩関節で上げようとして、四十肩になったりするわけです。
(※)実際に、片方の手でもう片方の肩を触って、肩甲骨を動かさないで肩関節だけでどこまで腕が上がるのかを確認して見てください。そうして、上がる限界まで来たらそこから肩甲骨がどのように動いて腕が上に上がっていくのかを感じて見てください。

参考書籍を上げておきますね。

アレクサンダー・テクニークの学び方―体の地図作り
音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと―アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング

上の本がオススメですが、難しいという人もいます。下の本は殆ど絵で解説してますので、見やすいです。