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知ってると便利な神経の反射(その2)


いきなりこのページに飛んできちゃった方はまずトップページからご覧ください。

では、前回の続きです。

神経の反射が重要であるということは解っていただけましたか?

では、各神経の反射について順番に解説してみましょう。
(なるべく難しい単語は避けましたがそれでも少し難しいかもしれないです。頑張って読んで見てください。)

4つの反射は下の4つでした。

1、屈曲反射
2、伸張反射
3、自己抑制
4、相反性抑制


ではまず今回は、1番目の屈曲反射から。


この屈曲反射というのは、皆さんが思う一番一般的な反射ではないかと思います。


これは、外部からの強い力などによって生じる身体の障害を避けるために、身体組織の侵害要因から遠ざかろうとする反射のことを言います。

つまり、熱いものや鋭い刃物等に手が触れると、瞬間的に(勝手に)手を引っ込めると言うような反応の事です。

これは、皮膚や筋肉にあるセンサーが刺激を感じると、その情報が脊髄にある反射中枢で処理されて、そこから直接筋肉に指令を与えるので、瞬間的に反応が起こるわけです。よく単に脊髄反射などというとこれを指す事が多いですね。


基本的に脊髄反射は生活の中で身を守るために必要なパターン化された運動が反射と
して脊髄のなかで(脳を介さずとも)行えるというものです。



そして次に、2番目の伸張反射です。


筋肉の中には、筋肉の長さを捉えるセンサーがあります。
このセンサーからの信号を受けて、脊髄で、適切に筋肉の緊張させようという指令を各筋肉に送ります。

これは主にどんなところで使われているかというと、例えば人が立っている時、実は身体は細かく揺れていて、右に傾けば左へ、左へ傾けば右へと、絶えず自動的に非常に小さな範囲で揺れ動いています。この様にして自動的に身体のバランスを調整している機構の中心にあるのがこの伸張反射なのです。

お酒を良く飲まれる方はしょっちゅう体験していると思いますが、立っているだけで身体が前後左右に触れてしまいますよね。
これは、この細かく制御している反射機構が鈍ってしまって、大きく揺れたときに初めてこの反射が起こるためにフラフラ〜ってしちゃうんです。
Tenなんて、毎日のようにこのフラフラ〜体験をしてますよ(^。^)


また、この伸張反射は筋肉の保護機能も司っています。

つまりこういうことです。

以前にも書きましたが、筋肉というのは、縮むために緊張するか、何もしないために弛緩するか、どちらかしかの反応しかしない、つまり、筋肉は自分で伸びる能力は無いわけです。
弛緩した状態で外から引っ張られるから伸びるわけです。

ですが、弛緩している状態でただ外から引っ張られ続けると、しまいには伸びきってしまいます。更に伸ばされると切れてしまいます。

この様な事態に対処するために、筋肉が”急激に”伸ばされたりすると外力から筋肉を守るために筋肉を収縮させようとする力が働きます。
この筋収縮は、ある意味非常事態に対処するための出力であるために普段意識的に筋肉を収縮させるよりも強力な収縮力を発揮します。
この様な反射も伸張反射によって引き起こされます。(というか、伸張反射に含まれます)
武術的にいうと、単純にこの伸張反射を使うとパワーはあってもテレフォンになってしまうのですが、この強力なパワーは使いたい!ということで、これを見えにくいように上手につかう方法が確立されていたりもします。


いかがですか?むずかしい?
確かに少しむずかしいですね?


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