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◇今日のお題

◇編集後記

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 ―― 今日のお題 ――

 ◇筋肉をゆるめよう!!

前回まで、筋肉の反射について解説してきました。
結構難しい話だったと思いますが、いかがでしたか?

では、前回までに解説した反射を踏まえて、筋肉の弛緩(緩めること)について考えて見ましょう。

自分ひとりで行う場合、何が一番効果的なのでしょう?

それは・・・





ストレッチです。

え〜、なんだ〜、がっかり〜。なんて思わないでくださいね。
ちゃんと説明しますから。



ストレッチというのは、筋肉を伸ばす運動です。(って当然ですね。)

いまでは常識かもしれませんが、ストレッチというのは本来ゆっくりと無理をせずに行うのが基本です。

私達が子供の頃は、ストレッチというと後ろから人が無理やり押したりしてギュッギュッと強くやるストレッチが主流だった気がしますが、最近ではそんなことをする人は少ないのでしょうか?


(余談ですが、今でも体育館とかで稽古をするときなどに周りを見渡すと、そういう悪いストレッチをいまだにやってる人、或いは悪い方法を指導している指導者をよく見かけます。
先日などは、子供の柔道教室で偉そうな指導者が竹刀を振り回しながら無理やりそういうことをさせている現場を見ました。見ていて非常に気分が悪くなりました。
そして、それをにこやかに見守る親御さんたち。
ああいう所に親はどういう気持ちで行かせているんでしょうね?最悪です。
指導者や親の無知が子供の正常な発育を(肉体的にも精神的にも)阻害してしまう事がある事を十分に考える必要がありますね。)



話を元に戻しましょう。

さて、ストレッチです。

ゆっくりと無理をしないストレッチをココでは静的なストレッチ、勢いをつけてやる無理なストレッチをココでは動的なストレッチと表現することにします。



では、なぜ動的なストレッチがいけないのか?


反射の勉強をしてきましたのでもう皆さんお分かりですね?

動的なストレッチは、伸張反射が起きるために、やればやるほど筋肉は緊張します。
つまり硬くなってしまいます。そこで更に無理をすると組織を破壊する事にまで繋がります。気をつけなければいけません。

逆に静的なストレッチを行うことによって、伸張反射が起きずに筋の弛緩が起きます。また、筋肉が引き伸ばされ、筋の緊張が高くなることによって自己抑制が発生し、筋肉は弛緩します。
この際の自己抑制は伸張反射より優先されます。

つまり、ゆっくりと、伸張反射が起きない位にゆっくりとストレッチを行えば、今まで意識してもなかなか出来なかった筋肉の弛緩がだんだんと出来るようになるのです。



ストレッチを行う時には、十分な時間を掛けてじっくりと行ってみてください。



さらに、ストレッチにはイメージする事も大事です。
緊張した筋肉が、ゆっくりとした静的なストレッチによって伸ばされて、弛緩していく状態をイメージしながら(筋繊維1本1本をイメージしながら)やれば効果的です。


この時に、伸びている筋肉のイメージにくわえて、どのような神経の反射が起こっているのかを頭の中にイメージしながら行うとさらに効果的なストレッチとなります。


静的なストレッチの具体的な時間の目安を言うと、1箇所のストレッチに最低2分位をかけると良いです。
だいたい、1分ちょっとたった辺りから筋肉が弛緩しだします。

そして、筋肉を覆っている筋膜(主に靭性の高いコラーゲンと弾性繊維で出来ています。)という膜をゆるめるにはだいたい90秒位必要だと言われていますので、このくらいの時間を掛けることは筋・筋膜、そして腱などにもやさしいストレッチとなります。


これを続けることによって組織自体も徐々に変化していきます。(あせりは禁物!)


ストレッチはあらゆるスポーツや、健康維持のために非常に有効な運動です。
皆さんも暇を見つけて実践してみると良いですよ。



今回は、ストレッチを解説しました。
静的なストレッチは筋肉の余計な反射を起こさないようにゆっくりと行う事によって効果を出す方法です。



これとは逆に筋肉の反射を積極的に使って筋肉を緩める方法もあります。

これは私達が仲間内で「弾性反射体操」と名前をつけて行っている方法で、誰でも簡単に覚える事のできる非常に効果が高い方法ですが、文章で解説するのは少し難しいので、興味のある人は直接指導いたしますのでご連絡ください。
(15分程度で行えるようにまとめたとても簡単な方法です。実際に手を取って解説すればすぐに覚える事が出来ます。)

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 ◇編集後記

最近、整体の施術意外で自分で行えるような簡単な体操などを色々と
勉強してます。というのは、多くの人の身体の不調は運動不足や偏った
身体の使い方から来ていることが非常に多いと感じているからで、
その人にあった方法を家庭で行ってもらえばかなりの改善が見られる
からです。
ですが、この世界は玉石混交ですし、良いものでも難しくてすぐに人には
教えられないものも多いですね。
一律に誰にでもこの方法という物は無いので、その人に会った方法を
選んで指導できるようになろうと思って色々試行錯誤中です。

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