ども、Tenです。

今、とあるセミナー参加のために前乗りで東京に向かう新幹線の中です。

マスターコースも始まったことだし、時間があるのでちょっと書いてみようかな?

Tenは整体のセミナーなんかもやってるんですが、その心得というか考えをつらつらと書いて見ますね。

当塾ではテクニックをメインに教えていますが、出来る人には出来るし出来ない人には出来なかったりすることってあるんですよね。

なぜ、同じように上達しないのか?

基本的には全くの素人でもある程度の効果が出せるように組み立ててるつもりなので、その通りにやりさえすれば誰にだって出来るはずなんですが、それでも、同じ様にしてるつもりでも効果が薄い人がいたりとかいたりします。

それはなんで?

っていうと、

そのまんまですが、その通りにやってないからなんですね~。

そのような人には何パターンかあるんですが、

ひとつ目の理由

◆その1は、どんなセミナーに行っても比較的良くいるのが、教わったことをそのまま無心に受け取らずに自分のアレンジをその場で加えちゃう人。

これ、やっぱダメだよね~。

だって、そこで教えてるのはもしかしたら基礎的なことで、それが出来てないと先に進めないような内容かも知れないですし、それを飛ばしてもっと簡単な方法があるじゃんってアレンジしたらその先に進めなかったりする事だってあるわけです。

工夫は家に帰ってからか、それともどうしてもやりたいんなら休憩時間とかですよね。

これは整体に限らずどこでも、武術でも一緒なんですけどね。

僕がやってる新陰流って剣術は、かなりキッチリしたカリキュラムがあって、その通りにやると誰でもあるところまでは行けるって言う上達のシステムがあるんですが、

初心の頃にやるものよりもその先にやるものの方が簡単だったりするものもあります。

でも、階段飛び越えてそれをやっちゃったらこれは出来るようにはならないよねってのがあったりします。

でも、飛び越えて先のものをやりたがるひとっていますからね〜。

まあ、そういう人はそれがやりたいんだろうってことで放置が基本ですが・・・。

そんなのは置いといて、

ふたつ目の理由

◆その2は単純にカラダの操作が出来てないって人。

これは、例えばクライアント役のカラダのある場所に触れて、いったん手を離してもう一度同じ場所に触れようという場面などがあったときに同じ場所に触れることが出来ないとか、カラダの一部を持ってある方向に操作して、同じ場所に戻すという時などに、同じところに戻せないだとか・・・。

要するに動作の精度があまり良くないために同じ動作をしようにも出来ないってことですね。

こういう人は実は非常に多い。

というか、初心者にはこういうことはどうやらなかなか出来ないみたいです。

それが違うということを認識することすら出来なかったり。

だから、

「それ、違うでしょ?同じことやってないでしょ?」

って言っても、

「え?どこが違うんですか?」

みたいな・・・。(^_^;)

こういうのって訓練が必要なんですね。

って事で、セミナーではパントマイムの練習を取り入れてたりします。
武術のカタとかで教えちゃうとそれだけで終わっちゃうもんね。

みっつ目の理由

◆そして、その3は、その2とも深く関連するんですが、

「ちゃんと見ていない」or「見るべきところが見えていない」って人。

これも訓練されてないってだけの話なんですが、そもそもどうやったらよいの?って所までたどり着くのが時間がかかるみたいです。

見ることと、それが相対的にどういう位置にお互いがいるのか?って事を認識するのと。

まずは見えてこないとどうしたらよいのかも分かりませんから。

いつもこれには悩むところなんですが、これが結構時間がかかるんですよね。

Tenは武術を結構長いことやってるので、そういう動きの精度については結構うるさい方なのかもしれませんが、プロの中のプロを目指すんならそれでもせめてミリ単位までの誤差を求めて欲しいな~って。
(とか言いつつも僕も他所のセミナーとかに出ると、新しいことだと出来なかったりするんですからしょうがないんですけど・・・。(^_^;))

全てのベースは?

自分のカラダが自分の思い通りに動かせるってのがまずベースですもんね。

自分のカラダも思ったとおりに動かせなかったら、人のカラダを思ったとおりに変えることなんて出来るわけ無いんですから。

こういうこと、分かる人は言わなくても勝手に理解して自分でそれなりの鍛錬をするもんなんですが、分からない人はやっぱなかなか分からないんですよね~。

テクニックだけじゃダメ!っていうのは実はこういうところに原因があったりすることも多いです。

色んなセミナーとかに出てもモノに出来ない人は、一度、自分が同じ動きをちゃんとトレースできてるのか?って事をじっくりと客観的に眺めてみると良いかも知れません。

ちなみに、こういうことを学ぼうと思ったら伝統的な武術なんかは最適だったりします。

Tenも武術は25年程やってますが、同じ動きを寸分違わず使う練習っていうのはメチャメチャ有効です。

イメージも大事

そして、自分の師匠の動きを目をつぶったらそのままイメージ出来るくらいになると色々変わってきますよ。

ま、イメージ出来たから出来るってわけじゃなくって、そのイメージに近づくように工夫しつつ稽古していく中で色んな発見をしていったりとか、そんなことなんですけどね。

中国の武術では、黙念師容って言葉がありますが、これなんかそのまんまそのような意味だったりします。

今見ているものを、まるでビデオカメラで撮ってるように自分のイメージの中に取り込む練習ってのはしておくと後から何をやる時にも役に立ちますよ。

そうやって入力したら出力する練習もしなくっちゃいけませんけどね。

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