ども、Tenです。

先日の日曜日は、GP法マスターコースの2回目のセミナーでした。

セミナーでは、GP法そのものだけでなく、カラダの使い方についてもお伝えしていますが、

今回の目玉の1つは、柔術の崩しの技法から抽出したカラダの使い方その1です。

もの凄く単純な、ホンのちょっとしたコツなんですが、

例えば柔道みたいに四つに組んだ状態で、これをやると、

相手の重心を簡単に奪えちゃうので、根っこが抜けたみたいにヒョイと崩せちゃうっていう、

そんなホンのちょっとしたコツです。

立ってる人間に使うと崩しになるんですが、

同じことを寝てる人に対してやると、

何故だかわからないけどそこがフワッと緩んじゃう。

そんなことが起きちゃいます。

今回参加したみなさんも、

「なんで~??」\(◎o◎)/!

って感じでしたが、

実際にやってみると、簡単にできちゃってました。

基礎セミナーでは、立ち方と触れ方の基本をお伝えして、

実はこのそれぞれを単独でやるだけでも、勝手に緩んじゃったりするんですが、

このコツをそれに加えると、さらに簡単に変化しちゃうんですね~。

こういうコツ、

気が付かずに自然とやってる人って見てると結構いるんですが、

意識的にやってる人って、今まで見たこと無いです。

無意識的にしかやってないと、人には教えれないんですよね~。

だから、

「なんで出来ないんだろ?」

ってなっちゃったりしてね。(^_^;)

こういうコツって、知識なので、知ってたら出来ちゃうし、

それこそ誰にでもできちゃう。

まあ、精度の問題もあるので、ある程度は熟練しないと効果はそれなりになっちゃいますけど、

誰にでも出来て、誰にでも伝えれちゃう、こういう技術って、

とっても大事ですよね~。

そういうところを入り口にして、カラダの使い方の大切さってことに気がついてくれれば、

そこからどんどん発展して、カラダの精妙な動きを極めていけば、

どんな単純で当たり前の技術でも、ものすごい効果に差がついちゃったりすると思うんです。

まずは、出来るようになること、

それを掘り下げて、精度を上げていくこと、

こういうことを地道にコツコツと積み上げていくのがとっても大事ですよね。